散歩の達人

書店で買おうと思う本がなくて,しばらく棚をながめていたところ,「散歩の達人」がリニューアルされたと知り,買い求めた。

はじめて「散歩の達人」を買ったのはまだ平綴じのころで,フォトモとかイタリア人にナポリタンを食べさせるとか,妙に琴線に触れる企画がいくつかあった。と,本棚から見つかった一番古いものは1996年7月号で特集は「トナリの外国見聞録」とある。で,ペラペラと捲っていたのだけれど,リニューアル号とテイストは変わっていないぞ,これは。大塚の世界飯店とか新宿の餃子のLEEとか(LEEは新宿より江古田のほうが強烈だった),ワールドインポートマートもまだ健在だったころだ。

少し後で,雑誌の後半が北総線沿線特集だった号があって,当時,印西牧の原にマンションを手に入れた両親のところへ行った際,おみやげに持っていった記憶がある。ただ,普通の観光本を渡したほうが役にたったに違いない。

こういう雑誌が続いていることを,なんだか救いのように感じた。

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