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新木場STUDIO COASTへと,1月の武道館以来,ひさしぶりにくるりのライブに出かけた。

100番台で入った娘は1階フロア前から3列目ほどの位置が確保できた。さすがに私はそこにいられず,PAの裏側,数段階段を上った突き当りに据えられたテーブルと椅子を確保する。開演間際になるといつの間にか満員になった観客のためステージはほとんど見えない。誰もが考えることは同じだ。開演早々,壁際の椅子に座っていた者すべてが椅子に上がった。脚のあたりに脱いだ靴が並んでいるのが可笑しかった。もはやフロアに突入しづらい年代の私にとって,この場所はうってつけだ。

1曲目は先日配信された「ロックンロール・ハネムーン」。「ワールズエンド・スーパーノヴァ」へ続く早々で,フロアは熱気を帯びる。「水中モーター」「Mornig Paper」と,全体,武道館よりも音の感触がハードになっている。それが,とてもよいバランスだ。

ツアータイトル「Discovery Q」が示す通り,「坩堝の電圧」以前のすべてアルバムから少なくとも1曲は演奏するコンセプトなのだろうか。ゆるいMCを交えながら,とてもきっちりと音が絞られた演奏が続く。

メンバー3人がターバンを巻いている姿。新アレンジで披露された「トレイン・ロック・フェスティバル2013」の裏打ちカッティングを聞きながら,マッドネスみたいだなと感じた。フロアを含めて,数年前にSHIBUYA-AXでマッドネスをみたときに,この日のライブはとても似ていた。「カイロ行きのナイトボート」の前,サッグスがタオルをターバンに見立てて巻いている感じがフラッシュバックする。(つづきます)

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