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1996年の冬だったと思う。歌舞伎町へ昌己と連れだってあぶらだこのライブを聞きに行った。渋谷ライブインよろしくビルの上階にあったライブハウスだった。「亀盤」がリリースされた後,クアトロで見てから数年,新譜はディストーションのかかり具合がやけに煩く,和泉と小町のバランスがどうも恰好よくない。それでもライブに期待していたところ,問題はギターでもベースでもなく,ドラムだった。

リバーブがかかったドラムの音を,ライブハウスで恰好よく鳴らすのはそれなりにテクニックがいる。クアトロの音に比べて,歌舞伎町のライブハウスの音は非道いものだった。演奏がPAに邪魔されるライブというものがあることを,そのとき初めて理解したように思う。

で,この日のくるりのライブの話に戻ると,とにかく音のバランスがよく,だからといって軟な感じを受けない音厚だった。

帰りがけに9月のライブチケットが先行発売されていたので買ってしまった。渋谷O-Eastというと,ノイバウテンを見に行ったのが最後で,もしかするとI3デイズでP-MODELの「Speed Tube」を最初に聞いたのもここだったかもしれない。

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