赤い公園

会社帰りに昌己と待ち合わせて,地元のタイ料理屋で夕飯。しばらくあれこれ話しながら,話題はいつの間にか赤い公園のことに。Around 50が二人でタイ料理つっつきながら,赤い公園談義というのは,まあ,いいのかもしれない。

「何でわかっているんだろ。ドラムとか,ここでこうだろうっていう箇所がばっちり入ってくるんだよ」
「カウベルの入れ方なんて,あぶらだこだろ。メンバーの音楽背景まで検索しちゃったよ」
「でも,ルーツがまったくつながらないんだ」
「椎名林檎とか東京事変っていわれても,かなり違うじゃないか」
「椎名林檎は想定できるんだよ,まだ。でも赤い公園は想像つかないんだ」
「『ひつじ屋さん』なんて,あのベースラインで,Jポップのフォーマットのなかにおさまるっていうんのが信じられないよ」
「Youtubeで検索しながら聴いていたら,ゲスの極み乙女のキーボードの子がやっているバンドってのにぶつかったんだけど」
「あのベースうざったいよ。うまいけど,さすがに」
「ゲスの極み乙女って,メンバーそれぞれがバンドもっているらしくて,そのバンドがCrimsonっていうんだけど,あぶらだこの『焦げた雲』みたいな曲やっているんだ」
「若い奴の曲聴いていれば間違いない感じがしてきたよ,最近」
「ガールズバンドのほうが圧倒的にいいよ。赤い公園を中年おやじがやったら人間椅子の範疇にくくられるだろ」
「確かにそうだな」

そのうち,塾を終えた娘も合流してしばらく食べてから散会となった。

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