BPM


P-MODELがリズムボックスをガイドに「美術館で会った人だろ」を演奏していた頃,徐々にテンポが上がってしまい,曲の終わりではリズムボックスとずれてしまうのに対して,平沢進は「テンポがあがって何が悪い」という趣旨の発言をしばしばしていた。テンポが上がってしまうのは,まあ,田井中貞利のドラムが独特だからなのだけれど,ELPのカール・パーマーよろしく,きちんとリズムをキープできないドラマーを,格好よく感じてしまうのはなぜなのだろう。

イーノ・ハイドの“The Satellites”を最初に聞いたとき,感じたのは,60歳を過ぎてもこのBPMで曲をまとめられる凄さだった。相変わらずDX7を使っているような音色(もしかするとアンディ・マッケイのソプラノサックス?)と,ニューウェイヴの再現っぽい下世話なボーカルメロディが癖になる。

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