古本


矢作俊彦のハードカバーがまとめて古本屋に出ていた。1987年当時の刷りばかりなので,もとの持ち主がその頃,買ったのだと思う。

一冊108円で,私が持っていない刷りのものだったので,えいやっ! と購入してしまった。といっても4冊。『マイク・ハマーへ伝言』と『リンゴォ・キッドの休日』『死ぬには手頃な日』『ブロードウェイの自転車』はなかった。すでに購入されたのか手放さなかったのかは判らない。もともと買わなかったのかもしれない。

『舵をとり風上に向く者』は発売1か月で3刷りになっている。『真夜中へもう一歩』も似たような動きだ。私は当時,刊行を首長くして待って買ったので,手元にあるのはほとんど初刷りばかり。矢作俊彦の小説を増刷本で読む習慣はなかった。

先日,ハードカバー版『引撃』第3刷りを手に入れ,修正されている箇所をざっとチェックしたところ,あぁ,いろいろ手が入っているのを目にしたものだから,刷りごとの違いをいつかまとめられないかと思った。そんな気持ちに後押しされて購入してしまった。

ただ,ひとたびここに足を踏み入れてしまうと,抜け出せそうになくて,おそろしい。

 

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