週末に今年の音博の様子がテレビで放送された。
当日と同じに,くるり・オリジナルが登場し,“東京”“尼崎の魚”“さよならストレンジャー”。“さよならストレンジャー”を聴くと,ジギースターダスト期のデヴィッド・ボウイを思い出してしまう。何度も書いた気がするけれど。1stアルバムから漂うジギースターダスト感がどこに由来するのかはわからない。
続いてMr.Childrenの演奏から“足音”。実際にはトリ前の登場だったので順番が違う。矢野顕子,Te teと続くので,逆に戻っている感じ。
矢野顕子は“ひとつだけ”。岸田繁を招いて“PRESTO”。Te teはニューアルバムのメインチューンなのかもしれない曲が放送された。矢野顕子のライブを長くみてきた方が“ベスト”と投稿しているのを目にした。確かによかった。
そのあとに,雨天中止のアナウンスが出てきた。拍手を聴くと,どうしても涙腺が刺激されてしまう。あらためて,中止の決断と,それを受け入れ拍手する観客のすばらしさを感じた。
最後にオーチャードホールのライブから特別に“ブレーメン”が放送された。音の奥行のすごさ。