終えていない

午後から虎ノ門で打ち合わせ。その前に本郷三丁目で途中下車して,他の仕事の調整をする。定時プラス1時間程度で事務所を出る。高田馬場の芳林堂書店で在庫検索では「あり」と出るにもかからず,棚・平台に見当たらなかった宮内悠介『カブールの園』(文藝春秋)を池袋地下街の東武ブックスで見つけて購入した。本のあり/なしは売り場面積に比例するものではないのだ。いや,どちらも等しく「書店」だから,売り場面積で貴賎を問う話ではない。夕飯用に弁当を手に入れて家に帰る。

三日連続で社外打ち合わせが続く。ところが,このところ新しい仕事が現れるばかりで,仕掛の仕事が終わった感じをもてない。もちろん,ルーティンな仕事のいくつかは手元を離れている。何だろう,この停滞感は。

半世紀生きて後の,この堆積感はボディブローのようにきいてくる。2月にはくるり,4月には11年振りにマッドネスが来日する。へたしたら12月にはキング・クリムゾンの再来日だったあり得る。まずは,西川きよしのように小さなことからコツコツと潰していかなければ。まあ,それができれば苦労しないのだが。

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