chance meeting

暖かい一日。

夕方,住吉まで打ち合わせに出かけて,そのまま直帰。森下で“だるぶっくす”さんと待ち合わせ。四半世紀前,お世話になっていた印刷所はこのあたりだったので当時は年に数回,出張校正にやってきた。覚えているのは,印刷所でお昼を出してくださって,最初はうな重だったのに,同僚の一人が苦手だというので途中から中華定食に変わってしまったことくらいだ。最近は古書ドリスさんに出かけるとき以外,森下で降りる用事はない。

はじめて入った古書ほんの木さんで,『サムライ』を発見。矢作俊彦と押井守の対談を読みたくて探していたのだ。昨年,神保町で見つけたときとほとんど同じ金額だったけれど購入した。だるぶっくすさんがやってきて,近くの居酒屋で飲む。その後,近くのバァに移って,気がついたら23時近く。楽しかった。久しぶりにかなり酔ってしまう。

Webを使いはじめて20年近くになる。この間,Web上の知り合いが何人ができた。とはいえ,実際にお目にかかったのは,もしかするとだるぶっくすさんが初めてかもしれない。一箱古本市を通してTwitterで知り合った方とは雑司ヶ谷で接したことは何度もあるけれど。

ひと回り以上年下の知人ができるというのはなんだかうれしい。トクマルシューゴと箱のつくりかたワークショップ。

このところ,歳をとった感がひたひたと押し寄せてきて,少し持て余し気味だった。だるぶっくすさんに声をかけてもらったおかげで,それが身の丈に吸収されたようで,少し力が抜けた。ありがたいな。

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