通夜


幕張メッセでの取材を終え,バスでJR幕張駅に向かう。南口の居酒屋で遅めの昼食。幕張の居酒屋では昼間から当然のように氣志團がかかっている。それにしても,海鮮丼の酢飯が温かいままなのはどうしたものだろう。たまにテレビでレポーターが寿司を食べて,「ほかほかで美味しい」などとぬかすが,いつから酢飯がほかほかで食されるようになったのだろう。1年振りに草古堂に行くが,時間がないのでざっと見ただけ。後ろ髪をひかれる思いで寂れたJR幕張駅に。新宿経由で小田急線に乗る。町田の先で18時からお通夜。終わってから駅ビルの大戸屋で4人で食事をとっていると,遅れてもう一人がやってくる。途中で急行に乗り換え,家に着いたのは22時半くらい。

20数年前,月に一回二俣川で行なわれていた検討会の主催者の1人が亡くなられた。訃報から1日しか経っていないお通夜にもかかわらず,県下はもとより遠くからも200名近くが集まった。

ここ10年以上,会っていなかった懐かしい人,人,人。仕事にいい思い出などほとんどないと思っていたにもかかわらず,30代の頃,この方たちからお話をうかがえたこと,問いを投げかけられたことは本当にすばらしい体験だったのだなと感慨一入。亡くなられて先生がこうして皆を呼び集めてくださったことに意味づけは必要あるまい。

人を取除けてなおあとに価値のあるものは,作品を取除けてなおあとに価値のある人間によって作られるような気がする(辻まこと)

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