ブックオフのオフ

金曜日,18時過ぎに仕事を終え会社を出たものの,財布を忘れて取りに戻る。ついでに置いたままにしてあったポール・ボウルズの『とどまることなく』を鞄に入れた。池袋でビールを一杯飲みながらページを捲った。ブックオフの20%オフセール,あまり興味なかったものの,高田馬場で降り,覗いてみた。

  • 林竹二『田中正造の生涯』(講談社現代新書)
  • 埴谷雄高・立花隆『無限の相のもとに』(平凡社)
  • きたやまおさむ『帰れないヨッパライたちへ』(NHK出版新書)
  • 田中光二『エデンの戦士』(角川文庫)
  • ジミー・ブレズリン『ニューヨーク・コラムシャワー』(青木書店)
  • 石ノ森章太郎『番長惑星1~3』(竹書房文庫)

今朝はかぜがまだ治らず,午前中遅くに起きて薬を飲む。しばらく横になり朝食をとり,本を読む。午後から会社に出ようと思っていたものの,結局,よすことにした。CDを聴きながら本を読んでいるうちに16時過ぎになってしまう。近くのスーパーマーケットでビールとつまみ2品を買い,遅めの昼食かわりにする。久しぶりに自転車に乗り,東中野のブックオフに行く。

  • 矢作俊彦・平野仁『ハード・オン1~2』(双葉社)
  • 半村良『闇の女王』(集英社文庫)
  • リチャード・デミル他『呪術師カスタネダ』(大陸書房)
  • 星野博美『銭湯の女神』(文春文庫)
  • 星野博美『のりたまと煙突』(文春文庫)

そのまま高田馬場に行き,家内,娘と夕飯。この前,娘と入った地下のカジュアルイタリアン。混雑していた。せっかくおいしい店なのだから,飲み放題コースは設定しなくてもいいのでは。帰りに高田馬場のブックオフに連日。さすがにほしい本はあまりない。

  • すぎむらしんいち『ホテルカリフォリニア上・下』(KKベストセラーズ)

ということで,興味がないはずのブックオフの20%オフでそれなりの冊数を買ってしまった。『ハード・オン』は手持ちのものより状態は少しよくて(こればかり)800円だったし,『ホテルカリフォリニア』も矢作俊彦の解説を読むために刊行時手に入れたのだけれど,たぶん10年くらい前,キノコノクニヤ書店に売ってしまった。星野博美の文庫本2冊はみちくさ市用に買ったもの。ハードカバーも文庫本も手元にあるし,『銭湯の女神』に至っては出張先で車中用に買った文庫本がもう一冊あったかもしれない。

『番長惑星』を読み返しながら,これは『ギルガメッシュ』と続きものだったのだな,といまさらながら気づく。『イナズマン』の「超人戦記」が長くまとめられなかったのも,『番長惑星』と重なるからだとわかった。絵柄は今一つ面白くないものの,そのうちきちんと読み返してみよう。

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