平日


「今日は木曜日だ」という妙な感覚のまま,目を覚ます。頭痛が非道い。薬を飲んでもう一眠りした。会社に連絡するために一度起き,再び起きたのは9時半を回っていた。狐につままれたような感覚で仕事に向かう水曜日。

昼過ぎまで頭痛が続き,重いギアで自転車を漕いでいるような感覚。にもかかわらず,こちらはスピードが出るわけじゃない。対談原稿に手を入れ,どうにか形にする。文章の塊のなかから何を引っ張り出すか,テープを起こしてみなければ見当がつかないのは,仕事のやりかたとしてはまずい。ただ,文章を機能的にまとめていく能力は持ち合わせていない。木のなかからオブジェを探し出すような所作以外で原稿をまとめあげることはむずかしい。

20時過ぎに会社を出る。ますます寒くなってきた。

相変わらず国分拓「ノモレ」を読んでいる。第一部折り返しを過ぎ,ますます面白い。

積みあがってしまったひとつの課題を片づけるのに一年間くらいのスパンが必要な感覚があるのだけれど,散在するあれやこれやを片づけるのに,こんなスピードでは余生すべてかかってしまいそうで不安だ。余生にたどりついていないなかでは,片づけるそばから課題が増えていく。シューシポスどころではない疲労感だ。

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