沖縄

午後から雨。西日暮里で打ち合わせ後,池袋でNASキットを探すが見当たらない。HDDも一緒になった国内メーカーのものばかりが大量に陳列されている。結局,家に帰ってからネットショップでDiskStation DS216jと3TのHDDを2枚買った。

岸政彦『はじめての沖縄』を西日暮里で打ち合わせの人を待つ間に読み終えた。

そりゃあ
ぼくが生まれた時は
ありとあらゆる可能性が
あったはず…
その気にさえなれば
絵かきにもなれただろうし
音楽家にもなれた
探検家にもなれただろうし
スポーツ選手にだってなれた
ギャンブラー
小説家
パイロット
大学教授
政府高官
えとせとら
えとせとら
しかし
いかに努力したって
ぼくはぼく以外に
絶対に
なれっこないってこと…
これは
驚異に
あたいする事実
なのです
倉多江美「ロングフォー」

読み終えて,倉多江美のマンガを思い浮かべた。初手から自分以外の誰になれるはずはない。

自分で境界線を見るのはむずかしいな。せいぜい水平線しか見えないのではないだろうか。というのがとりあえずの感想。比較文化人類学の興亡など,30年位前のことをあれこれ思い出したので,追って書き連ねてみることにする。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top