一箱古本市

昼前に,シダトレン3か月分の処方を受けに行く。このところ咳が続くので,抗アレルギー薬もついでに処方してもらう。

18時半くらいに会社を出て,池袋西口広場古本まつりを覘く。今日あたりから涼しくなってきたなか,とりあえず一通りチェック。関川夏央・ほんまりゅう『真夜中のイヌ』,カート・キャノン『酔いどれ探偵街を行く』を雲雀洞さんから。他は島田一男3冊に矢野暢『ノーベル賞』を見つけたので購入。

JR池袋駅構内のパブがいつの間にか,以前と同じつくりに再開していたので少し休憩して帰る。ビールを飲みながら夕飯をとったあと,やけに眠たくなってきて横になる。起きたのは0時過ぎ。

秋の一箱古本市シーズンの予定。

  • 9月16日 みちくさ市(雑司ヶ谷)
  • 10月7日 LOFT 9 BOOK Fes.2018(渋谷)
  • 11月4日 オリオン☆一箱古本市(宇都宮)

年内に,もう1回,みちくさ市に申し込んだら,それが今年最後になるはず。来年は,1月にみちくさ市があるようならば,申し込んでみようか,と。とにかく本が増えてしまい,家のなか,文字通り,足の踏み場もない状況が続いている。一箱古本市に出店したからといって,この本が減るはずのないということは,これまでの体験で重々承知している。出店するたびに本が増えている気もする。

それでもまだ,家の本を一箱古本市にもっていって,次の読み手に届ける,という大義名分は,なんとか保っているはずだ。まあ,じっくり考えると,微妙だけれど。

学生時代の友人たちと話していると,好きな音楽,小説,漫画,映画の共通性はさておき,聞かないバンド,読まない本・マンガ,観ない映画の共通性のほうが,どうも求心力が強いように感じる。最近はどうなのかさっぱりわからないが,20歳前後の頃,「聞いていない」「読まない」「聞く気にならない」などで友人とつながることが少なくなかった。少し前,そんなことを書いた記憶がある。

一箱古本市で路上に立っていると,どこかで「読みたくない」「読まない」というメッセージを発しているように感じることがあって,それが面白い。「読みたくない」「読まない」が崩れると,もしかしたら,もっと手を離れる本の冊数が増えるのかもしれない。

で,溢れた本をどうすればよいのか。

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