忘年会

金曜日,土曜日と忘年会が続いた。

金曜日は,筋金入りのアマチュアフォークミュージシャンと著者,3人で御茶ノ水。適当な場所で予約がとれず,著者からの確認メールに押されて,電話で直接,予約を入れた。忘年会の予約の必要性についてわからないでもないが,3,4人くらいまではフリで入るのがあたりまえになったほうが気は楽だ。

なにせ私がもっとも年少なので,片づかないものを食べていたら,すっかり酒がまわってしまった。2時間の制限がついたので助かった。丸の内線経由で帰り,芳林堂書店で,渡辺一史の新刊『なぜ人と人は支え合うのか』(ちくまプリマー新書)を購入。たぶんそこで買ったと思うものの,酔っぱらったまま眠ってしまったので,起きたら記憶が失せたいた。

土曜日は,一度,会社に出ようかと思ったものの,家で用事を片づけていると午後を過ぎてしまった。16時くらいに家内と駅前の喫茶店でかなり遅い昼食をとる。新宿に出て,書店で少し時間を潰す。南口の餃子屋に行くと,裕一と和之がすでに来ていた。少しして伸浩がやってきたので,先に始めることにした。

電車を一本乗り過ごしたという喬史,実家の片づけを終えた徹がやってきて,あれこれと話はとっ散らかる。数年前から,また飲むようになった最初の一,二回は妙にレイドバックしてしまい調子が出なかったけれど,それ以後,間隙を飛び越したかのような時間が過ぎる。

飲み食いして時間がまだ早かったので,喫茶店にでも入ろうかと。嫌な,にもかかわらず笑いを誘う思い出がつまった西武に向かう。ところが,土曜日の20時過ぎだというのに,順番待ちの列。相変わらず,景気のよい話が飛び交っているのだろうか。

結局,伊勢丹の先の珈琲貴族で6名分の席が確保できた。二次会が居酒屋でなくて,自然と喫茶店に入ってしまうのも変わらない。裕一は飲まないし,徹は酒をやめたのだろう。

くだらない話ばかりで,それはそれはたのしかった。いつの間にか22時を過ぎていたので,店を出たところで散会。喬史,伸浩とJRの駅前で別れ,西武新宿駅まで歩いた。

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