浦和

知り合いの筋金入りのアマチュア・フォークミュージシャンに誘われてここ数年,5月4日は「憲法フォークジャンボリー in 彩の国」に出かけている。4部構成くらいの長丁場で開催されるので,だいたい1,2部ほど見て帰ってくる。

午前中,Gyaoで赤い公園のライブを観てから家を出た。池袋経由で与野本町に着いたのは13時過ぎ。駅前で長岡ラーメン(だったか)を食べて,会場に向かう。知り合いのステージはちょうど終わったところで,そこから休憩まで観る。

とにかく,毎年,場をつくる裏方のみなさんの努力には頭が下がる。一方で,発信されるメッセージに窮屈な感じを受けるものが少なくない。これはまあ,普通にしていれば接するのことのない人に接する場ではしかたないことだ。毎回,そんなふうに思いながら会場を離れる。

15時過ぎに会場を出て,近くの古本市場で島田一男の文庫を2冊購入。大宮経由で浦和に出る。家内と待ち合わせ。Oki Oki Cafeで休憩。都内は夕方,雨,雷,雹が降ったそうだけれど,浦和は雨風くらいで済んだ。

裏門通りをぶらぶらと歩く。坂下通りを右折し,市役所通りに出て戻る。

浦和西口は,1980年代にP-MODELのライブを埼玉会館で見たときと,田島が原でうらわロックンロールセンターがフリーライブ(くどいようだけれど無料ライブではない)を開催したときにきたくらい。あとは徹と数回,古本屋をまわった記憶がある。当時は東口の古い街道(東通り)沿いに数軒の古本屋があった。

JRの駅から繁華街までの距離は,町の歴史と相関する。赤い公園のライブを観に出かけた水戸と川越は似た感じがしたけれど,浦和は少しだけ昔の吉祥寺と似た感じがする。

武蔵野書店を覘き,結局,何も買わずに,夕飯は近くのカレー屋で済ます。

島田一男の文庫が増えて,あちこちに散らばっているので,何を持っていて,何を持っていないかすっかり把握できなくなった。

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