浅い

体調は相変わらず芳しくない。からだは重いし,のども痛い。

会社に出たはよいが,仕事がはかどらない。18時くらいに退社。高田馬場で少し休憩して,家に帰る。薬を飲み,1時間半ほど眠った。夕飯をとり,23時過ぎに就寝。

薬の飲み,少し楽になったのだから,風邪の症状なのだろう。このところ,夜中に暑いせいか眠りが浅く,毎日のように夢を見ている気がする。徹は20代の頃,会社の夢を見た日は会社を休むことにしていると言って憚ることがなかった。「一日中,仕事をしているみたいじゃないか」というのが理由だったのだけれど,夢を見たのは自分だし,夢のなかでの仕事は仕事ではなく夢なのに,そんなことにかまうことはない。

徹の物言いにならえば,一週間のうち,ほぼ仕事に行くことはなくなるだろう。でも,会社員は仕事に行かなくても仕事の夢を見るのだろうか? 仕事に行かなくなった会社員は元会社員なのだろうか。みずからを「社会人」と括って,「元社会人」では,なんだか切なくなってくるし。 元社会人ってなんだ?

花粉症になってから,夢に対する甘美な考えは吹き飛んだ。村上龍よろしく,錠剤1つで,人の気分や見る夢はまったく変わってしまうのだ。抗アレルギー薬を飲んだ後に見る夢の傾向を測れば,夢はケミカルが脳に与えた影響でしかないとしか言いようがない。効用書にでさえ,副作用:悪夢,と書いてあるのだし。このあたり繰り返しになるものの,悪夢の定義や,何が悪夢に影響しているのか,薬剤師に尋ねたいことはほとんどないものの,これは尋ねたい。

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