明日の打ち合わせのキャンセル関連で，連絡をとっているうちに15時を過ぎる。来客2件を終え，雑誌のデータをまとめる。19時に会社を出て，池袋駅のみどりの窓口に行く。新型コロナウイルスの影響で予定がキャンセルになった場合，手数料をとらずに返金に応じるとのこと。助かる。高田馬場の日高屋で少し休憩し，久しぶりにブックオフを覘く。半村良の文庫，辻邦生のハードカバー，「東京人」2冊購入。寒い。家に戻り，夕飯をとる。NAS経由で外部サイトの構築をすすめていたものの，うまくいかない。週末に手を入れてみることにする。
『評伝 石牟礼道子』を捲っている。半分を越えたあたりまで読み進む。この本は基礎知識のない読者を対象にしていないのかもしれない。原田正純はまだしも，川本輝夫あたりが何の説明もなく登場すると，とまどってしまう。石牟礼道子の作品を読み込み，インタビューし，構成した手腕はすごいと思うものの。
なかに，原民喜の詩が引用されていた。
遠き日の石に刻み
砂に影おち
崩れ墜つ 天のまなか
一輪の花の幻
P-MODELの“Piper”の歌詞が透けてみえる気がした。
