3/17

会社帰り,伊野尾書店に寄る。TBOD『ポスト・サブカル焼け跡派』(百万年書房)を購入。家に帰り,ジンのウィルキンソン割りを飲みながら少し読む。

矢沢永吉というかキャロルをロキシーミュージックの視点からとらえているあたりが面白そうだと思って買ったのだけれど,はっぴいえんどには触れても加藤和彦はスルーか,と少し熱気が冷めた。続く沢田研二,坂本龍一の項までは,著者たちが生まれる前の話だからか,違和感をもつ。やはり,サブカルは語るものが生まれる前の時代については語り得ない,という定式が通用してしまいそうだ。期待したのだけれど。そんな具合で第2章まで続く。

第3章になると,俄然語りが饒舌,微細になる。このあたり,きちんと読んだわけじゃないけれど,X Japanに何の思い入れもないものにとっては,X Japanといえば,日曜日の昼間からテレビ朝日だったかでスタートした渋谷陽一監修?の番組でライブの楽屋取材した際の,リーダーのお父さんの挨拶場面は外せないのだけれど,そのあたりはほとんどスルーされている。あの番組は泉谷しげるが進行していたのだっただろうか。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top