I don’t remember

朝食をとり,昼前に家を出た。会社で仕事を半日ほど。昨日につづき暖かな日差し。17時過ぎに出る。高田馬場で少し休憩し,島田一男の『継続捜査官』を読む。最後の一篇を残して,ブックオフに寄る。石森章太郎の『老子道』(1・2),モルガンの『古代社会』(上・下)。19時過ぎに家に着き,本を少し片づける。買い物に出ていた家内と娘が帰ってきて,夕飯をとる。

SNSに投稿しようと思っていたことをすっかり忘れてしまった。忘れてしまうことには,おおむね意味がない,ということにしなければ先に進まない。グループで使っているSNSにしばらく前から,和之がうまい話をときどき投稿してくる。どう対処してよいかわからず,お茶を濁していたのだけれど,喬史が「やめておいたほうがいい」と。言葉にして言うのが一番だとは思いながら,どうもSNSのなかで,その手の話を持ち出すこと自体,憚ってしまう。

じかに向き合えないSNS上,言葉だけで説得しようとしても仕方ないのではと感じるのだ。説得したり,自分の考えを伝えるのであれば,じかに出会う必要があると思う。とはいえ,私自身,メールでそうした所作を行なってしまったことはある。まあ,せいぜい数回とはいえ。で,何かがクリアになったり,相手が納得したり,私が納得したり,という経験はあまり記憶にない。

今回の話は,とくに筋が違うことのように思えた。とりあえずストップをかけたところ,喬史はおさめたものの,まあ,いい奴なんだなあと,ふと感じた。

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