ほら吹き

時差出勤2日目。さらに30分早く出たところ,若干混雑は緩くなった。とはいえ丸の内線でラッシュを避けるには早出ではまったく効果がないことはわかった。丸の内から霞ヶ関に勤める人の勤勉さを思い知らされた。16時早々に退社。帰りがこの時間帯だと丸の内線,池袋駅,山手線,高田馬場駅,西武新宿線いずれもほぼ空いている。当然,帰りは早かったので新井薬師駅前まで行く。文林堂書店で本宮ひろ志『大ぼら一代』がセットで売っていたので買ってしまった。北口改札が元の踏切あたりに戻っている。ただ,あるのは改札だけで,30年くらい前には,書店やレンタルビデオ店が入った小体なビルだったところは何もなく,ただただ工事中。中井まで戻り,駅前で休憩。『大ぼら一代』を少し読む。家に戻り,19時過ぎまで眠ってしまう。なんだか学生時代に戻ったかのような生活になりそうだ。夕飯をとり,家内,娘とテレビを観る。寝る前に『大ぼら一代』を読み終えた。

今日,緊急事態宣言が出るそうで,ただ,ダダ宣言みたいなものなんだろうなとしか思えない。仕事をしていると,だからといって自らの移動に制限をかけらえる限度があり,それをとっぱらうには,たとえば東日本大震災のときの計画停電のような物理的制限以外,無理なのではないだろうか。

一方で,感染者,それにより死亡者の数が急激に高まった際に,数を人柱にした行動変容が起きる可能性はあるかもしれない。行動変容可能な立場にあるかどうかはさておき。

『大ぼら一代』は,20年くらい前,「まんが秘宝」の3号くらいで『バイオレンスジャック』や『ワイルド7』と並んで紹介されていたものを読んだ。ときどき古本屋でバラで置かれているのは見たものの,セットで1,000円だったのでつい買ってしまった。前半はいつもの(というほど,本宮ひろ志のマンガを読んだ記憶はないけれど)調子で,ただ,後半は話がどんどん広がり,最後は「バイオレンスジャック」の「黄金郷編」よろしく畳まれる。寝る前に読むマンガじゃないけど。

とりあえずしばらく,早く家に着いたら一度眠って,それからしかかりの仕事を家で続けよう,と思う。

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