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さらに30分早く出ても,朝の混雑から避けることは容易でない。昌己によるとバスは空いているということなので,バス通勤のルートを検討してみた。が,であれば在宅勤務がましなように思えてくる。

雑誌の下版作業。続けて,単行本の校正発送準備。退社は17時をまわってしまう。数十分の差で池袋の混み具合がかなり違う。帰宅後,1時間ほど眠り,持ち帰った校正をチェック。夕飯をとり,刑事コロンボの再放送を見た。「死者の身代金」。映像は凝っていて面白いのだけれど,ストーリーは膨らませる必要があったような。「新潮」を読み,眠る。

娘は事務手続きと,皮膚科に通院。今日から休業に入ったとのことだけれど,起きてくるのは遅く,夜は眠たい様子。仕事が本式に始まれば,そのリズムに慣れるのだろうけれど。

「ビッグ・スヌーズ」は相変わらず面白い。読み始めると前号とのつながりが気になってしまい,結局,連載2号分を読み返すことになる。連載のこの緩み(と言ってよいのか分からないが)のなさは恐ろしい。矢作俊彦が本気になって(過去の原稿を引っ張り出さずに)小説を書くと,このクオリティなのかと。同じようなレベルで完結に至った連載「眠れる森のスパイ」「百愁のキャプテン」「常夏の豚」(最後に「眠れる森のスパイが少し入っている),未完の「月下の鉤十字」がどれも単行本としてまとまっていないのが少し気になる。杞憂だ。きっと。たぶん。

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