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というわけで,偏頭痛か熱中症かわからない症状のため,朝は30分くらい遅刻。広告をつくりながら雑誌の下版を済ませる。17時半過ぎに退社し,高田馬場の日高屋で休憩。司城志朗『ミスター・レディに赤い薔薇』を読み進める。手を入れると矢作俊彦の『マンハッタン・オプ』に使えそうな物語もある。『マンハッタン・オプ』の手練手管に比べ,こちらは事件→容疑者→真相と律儀に構成されている。雑誌のなかに1篇埋もれていると光るだろうけれど,このスタイルばかりでまとまると変化に乏しく感じる。独特の文章の軽さは貴重だとは思うが。

帰宅し,1時間ほど眠る。夕飯をとり,22時過ぎに娘が帰ってきた。「私が好きなマンガ,なんだろう?」と尋ねられて,そういえば娘がマンガを読む姿を見たことはほとんどなかったと気づく。浦沢直樹の『MONSTER』かなというので,小さい頃,水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』を読んで,ビンボーズとかぺったらぺたらことか言っていたことを思い出した。昌己に,読むマンガが同年代には通じないんじゃないかと心配されたことがある。

クーラーをつけて寝たためか,夜半の偏頭痛は起きなかった。熱中症だったのだろうか。

このまま,Storesにアップした司城志朗の本を読み返してしまいそうな気がする。

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