8/18

朝夕にほんの少しだけ凌ぎやすい風がふくものの,だいたいがサウナ状態。18時まで仕事をして退社。高田馬場でブックオフに寄るものの,何も買わずに帰宅する。とにかく暑いので何をする気にもならない。島田一男の文庫を読みながら,0時前に眠ってしまう。

数か月前,最後のあたりは読み飛ばした記憶があるが,今回は最初からずっと途切れずに物語を追うことができている。小栗虫太郎の文体で書いたら,しっくりする内容を,島田一男の文体とキャラクターで進むものだから,わけがわからないまま終わってしまうようにも読める。高尚かどうかではなく,島田一男を元ネタに,換骨奪胎すれば,かなり面白い小説ができそうな気がする。

夜,書店に関する番組があって,舞台となる古書店店主が「好きな本しか置かない」と断言していた。架空とはいえ,そうだよなあ,と頷く。Storesを覘いて下さる方が増えたり減ったりで,ありがたいものの,まあ,並べている本があれだから,感覚が合わないと本は動かないだろう。かといって,興味のない本を並べることはできないし,する気もなくて。流行り廃りに興味があまりにないことは変わりようがない。

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