関節

土曜日は,午後から墓参へ。家内と15時に待ち合わせたものの,大江戸線,西武池袋線とも遅れている。15時20分くらいに着いた。寒いものの風がないのが救い。墓参を終え,近くのカフェの順番待ち。一年ほど前,家内と娘と3人できたときは売り切れで閉店していたが,今日はなんとか入ることができた。

カステラパンケーキが名物だというので,それを注文。卵の風味が強く,食べたことのない触感。しばらく店にいて田無経由で帰宅することに。ブックオフで文庫を1冊購入。アスタの地下で夕飯を調達して帰る。

日曜日は体調がすぐれない。家内,娘と一日,家にいた。夕飯は近くの割烹でテイクアウトを注文し,取りに行った。

月曜日は午後から出社。もろもろ片づけはじめ。先は長い,はず。17時半に高円寺で家内と待ち合わせ。買い物。人出はやや少ない様子。あ,緊急事態宣言が発令されて数日経っている。前回と比べ,経験知が増え,経済的補填がないことで,自宅待機への動機づけは乏しいように感じる。仲屋むげん堂で手袋を購入。10年に一度くらい,この時期にこの店で手袋を買うような気がする。通信とカレンダーを一緒にもらう。スーパーで買い物をし,担担麺の店で夕飯。新宿経由で帰宅した。

SNSでつながっている方の投稿に,「無関係なものをつなげて推理する快感」とあり,ああ,これよくやるなあと痛感。コラージュやカットアップは意味づけしないところに意味を見出すのに,そこにとってつけたような理屈をつけようとすると妙な按配になる。平沢進が定期的に陥り,一貫して嵌っている似非科学や陰謀論について,週末の平沢のツイートで,ああ,またか,と思った。とともに,9.11から(だと思う)「20年待ち続けていた」という劣化を強烈に感じた。20年って,人が生まれて成人するまでの時間であって,その間,変わらずに待ち続けているなんて,非道い体たらくだ。

あれこれ思いながら,平沢に一貫して欠けているのは技術論だと思い至る。決定的な欠落ゆえに,技術を可能にしている世の中の原理への異議申し立てとして映ることもある。あだ花だ。

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