丸の内

土曜日は体調がすぐれない。一度起きてからまた,横になってしまう。マンションの理事会の件だと思うのだけれど,ブザーが鳴ったようなので,なおさら疲れてしまい布団をかぶって眠る。午後になって起きだし,食事をとってから丸の内まで。起業の準備を進める予定が,ブースが借りられる2時間のうち,1時間はマンションの理事会対応に費やす。その後,経理関係の資料をチェックして18時に終える。東西線でそのまま中野まで出て,中野ブロードウェイの均一棚で3冊購入。夕飯用にカレーをテイクアウトで頼み,新井薬師前駅経由で帰宅。夕飯をとり,テレビを観ながらマンションの管理組合の仕事を少し。

日曜日は,昼過ぎから丸の内に出る。15時までブースを借り,昨日同様,最初の数十分をマンション関係のメール。その後,関連書籍を斜め読み。15時に終え,東陽町で家内と待ち合わせ。バスで砂町銀座まで行く。停留所を1つ先に行ってしまい,戻りながら砂町銀座にたどりつく。そこそこの人出とはいえ,この時期だからかも知れないが,全体,やけにさびれた印象。通りを一往復して,少しだけ買い物。バスで門前仲町まで行き,カフェに入り休憩する。帰宅後,やけに疲れてしまい,1時間ほど眠る。夕飯をとった後,Webの調整など済ませる。

丸ノ内のスペースは無料で借りられ,WiFiと大量の資料を使うことができる。丸の内といっても,銀座に事務所があった頃,広告や資料を受けとりに小遣いのようなことで行き来しただけで,特に皇居に近いあたりはほとんど埒外の街だ。

年明けから丸の内に何度か通うなかで,仕事をするにはよい場所なのだなあと,いまさらながら感じる。たとえば,東麻布に事務所があった頃,あのあたりに昼間通う会社員は,どこかくずれたところがあって,退社後,調子がよければ六本木あたりまで歩き,通りすがりに映る景色は,あらためていうまでのことはないものの,仕事を引きずらない。それに比べる丸の内は,仕事をしにきている感じが強い。

このところ,石森章太郎の『世界まんがる記』(中公文庫)を捲っている。1960年代の旅行記は面白い。それとともに,石森章太郎の教養の厚さがところどころ感じられる。スペインのあたりまで辿り着いてしまった。ページは残り少なくなってきて残念。

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