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と書いたものの,花粉にダメージを受けているのか,もしくは打ち合わせで気を遣ったからなのか,頭痛気味。

午後から社内で打ち合わせ。以前,上司だった方の持ち込み企画で著者ともども。1時間ほどで終わる。意外と疲れた。仕事の続きをするも,頭痛気味。18時くらいに退社。朝からあまり調子がよくなくて,山手線を一駅乗り越してしまったのだった。帰りに新井薬師前駅まで行こうと思ったものの,通過電車2本が煩わしく,中井で降りる。八百屋を覘き,伊野尾書店で島田一男の載った双葉文庫のアンソロジーを購入して帰宅。1時間くらい眠る。夕飯をとり,風呂に入って2時くらいに眠った。

結局,花粉症の症状とはどのようなものだったかあやふやになっている。抗ヒスタミン薬を飲んでも,その副作用で頭痛が起きるし。目のかゆみと鼻,くしゃみ,手足の炎症感あたりだったか。

『零号租界』を読み終えた。島田一男の手癖であるバタバタ感を,原子力研究者暗殺計画に絡めて描くのだけれど,後者はとってつけたようなもので,ドタバタのなかで起きた殺人がただただ物語を進めていく。ハードボイルドが謎の解明に眼目をおいていない謎を中心とする物語だとすると,よくいえばハードボイルドだ。後半,外池が講演会場で発砲し,計画を頓挫させる行動は,テレビドラマ「24」で使われていたり,ひとつひとつ置き場所を選んで,もう少し行動を整理すれば,面白くなると思う。

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