1987

    ただこの数日,彼が遺したものに触れる度,気弱に迎えた夜,ヘミングウェイの著作を開いたときのような,ああ男に生まれてよかったという少々とんちんかんな感動を禁じ得ない。 矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』 &nbsp...

中間小説

結城昌治や三好徹の小説を通勤途中に読んでいると,読書が娯楽であると思いはするものの,それは高性能水洗トイレよろしく,読んだそばかたっぱしから忘れてしまう。 帰りに古本屋で「新潮」を見つけたので,手に入れて捲っていたところ...

Studio One

フリーのDTMソフトを探していたところ,Studio Oneをダウンロードしてみた。 はじめは慣れないので,ネットで情報を探しながら触っていると,これがかなり使いやすい。音源もどこかコルグっぽくてよい。他のことをそっちの...

Q and U

スクラブルでQを引いてしまったらUを待つしかない。「QなんてUがなければ役に立たない」というくだりがあったのは,絲山秋子の超然シリーズの1作だったと思う。

連載

地元への利益誘導に汲々としている陣笠代議士か、それとも『大学詐話師業界』につかまされている族議員か、そんなやつらに頭を下げる必要はないぞ、真紀子。今回ばかりはバーンッと突っぱねてやれ。大臣が卓袱台返しするのは当たり前。卓...

Top