連休

昨夜の深酒がたたり,午前中はほとんど横になったまま。午後から起き出して食事をとる。午後も本を読んだり,ラップトップの環境を調整して終わる。

日曜日は昼から墓参り。家内と船橋で昼食をとり,バスでお寺まで行く。都内に比べると,日差しが弱く,風があり,湿度が低い。船橋市中学校総合体育大会の開催で,ただでさえ狭く,何本もの道と交差するバス通りが恐ろしい混雑ぶり。行きは奇跡的に渋滞の間隙をぬって,ほぼいつもくらいの時間が着いたものの,帰りは公園前後で大渋滞にはまる。このままでは娘との待ち合わせ時間に間に合いそうがないので,ライブハウスで待ち合わせることにした。その後,渋滞を抜け出し,船橋駅から総武線快速―総武線―再び総武線快速を乗り継ぎ,新宿に17時少し過ぎに着いた。京王線に乗り換え,明大前で井の頭線に移り,新代田で降りる。ちょうど娘が着いたばかりで,道を渡って新代田FEVERに入る。

HAPPYのワンマンライブは,とても気持ちのよいもので,60年代のブリティッシュロックからの引用具合が愉しい。ライブ終了後,併設のPoPoで夕食。帰りに信号待ちをして,青になったので渡ろうとした途端,道の段差をすっかり意識せずに転倒。左手を強烈に打ち付ける。iPhoneを抱えていたので,咄嗟に外側にひねったので中指から小指まで3本の関節に打傷を受けてしまう。駅のトイレで汚れを落とし,左手を心臓より上にあげたまま,家に戻る。

海の日は,午前中からmouseパソコンの修理の準備をし,リュックに入れて秋葉原に向かう。修理センターに預けて,そのまま両国に行く。仕事関係のシンポジウムを聞く。登壇者のひとりにアーサー・ビナードさんがいて,彼の話の前提が,ほとんど「眠れる森のスパイ」なので,思わず笑ってしまった。途中からズレてはいくのだけれど。

両国のブックオフに寄り,3冊購入して帰る。高田馬場で家内,娘と待ち合わせ,夕飯をとる。とにかく暑さから逃れられない3日間だった。あと,どれくらいこの暑さは続くのだろう。

ふる里

暑さがひと休み,するわけもなく,ひたすらに暑い。

18時過ぎに九米君と会社を出る。池袋経由で新大久保。大久保駅南口まで歩く。仕事先の営業担当者が退職するというので慰労会。総武線が少し遅れていたものの,しばらくすると参加メンバーが揃う。

「肉焼バル・ガブリエル大久保店」は営業・尾股さんの知り合いだということで予約いただいた。店主はふぐの調理免許までもっているという。少し前にオープンしたそうだけれど,日本料理店でなく肉焼バルなのかは不明。

この時間,店から30秒ほどのところにあるライブハウスで,横川理彦と小西健司のライブがある。早く終わったら覘いてみたかったものの,慰労会が始まるとすっかり忘れてしまった。

飲み放題付きでもかなり安くて,22時過ぎまでビールを5,6杯飲みながら和韓イタリアンまじえたコースを食べた。22時を過ぎてしまい,そのまま高架下を越え,ふる里に入る。

ほぼ満席で,ガラムの匂いが漂う。2人は先に帰り,3人で入る。

マッコリは小さなやかんに入れて出される。一軒目でかなり食べ,飲んだので,1時間ほどで出てしまったが,今度は昌己や喬史を誘ってくることにしよう。まったく居心地がよい。

mouse自力復旧断念後

夕方,目白で打ち合わせ。久しぶりに伴茶夢に入った。交番のところのカフェがなくなってしまったので,ここが一番利用しやすい喫茶店に戻った。高田馬場で少し休み,19時過ぎに帰宅。非道く疲れてしまい,20時半まで寝る。夕飯をとって,パソコンの復旧をはじめる。

で,昨夜はときどき調子よい時間帯もあったパソコンだが,今日はどうにもこうにもならなくなってきた。22時半くらいまで格闘し,ほぼ打ちのめされた。データのレスキューを断念し,週末にmouseの実店舗に修理を頼むことにした。

しかたなく,休眠中のWindows7のラップトップを立ち上げる。ところがFirefoxとThunderbirdが立ち上がらない。反応が鈍いと思ったら,メモリを半分,娘のラップトップに移したことを忘れていた。ノートンは期限切れで更新の必要があるのも心配だ。Windows Updateがうまく更新されないことも思い出した。他に何があっただろう? とにかく急場しのぎに使えるようにするには手がかかる状態だったのだ。

Windows10に移行するとき,バックアップ先を外付けハードディスクにしたから,それを繋げてバックアップデータの復旧を試みるが,そういえば,このデータは塩梅よくなかったのだ。Dドライブに保存されているはずの以前のバックアップデータが見えない。にもかかわらず,Dドライブはほとんど満杯だ。プロパティから探って,昨年9月のデータを確認する。バックアップ先をDドライブに戻し,少し手をかけて,9月の状態に戻した。

すると,ノートンから,現状データのアンインストール/再インストールの指示がくる。これでまた一年,あの重いノートンを使うことになるかと思うと,鬱屈とした気分に陥ってしまったが,しょうがない。割り切って了解した。が,まあ重いのだ,アンインストールだけでかなりの時間がかかった。その後,あまりに再インストールの指示がこないものだから,うまくノートンから逃れられたのかもしれないと安堵していたら,忘れたころにインストールウインドウが立ち上がる。やれやれ。

メーラーはMozillaの2本のソフトはどちらも「profiles.iniが見つからない」とアラートが出る。インストールデータを削除し,再インストールしても同じアラートが出てくるからわけがわからない。Webでトラブルのときの対処法を見つけたけれど,Outlookがあるのだからと思い,メーラーはそちらを使うことにして設定を済ませた。ブラウザーはGoogle Chromeを使えばよいし,とりあえず自分のアカウント分は何とかなった。ここまで済ませて1時半をまわっていた。

ところが,ノートンの再インストールがいつになったら終わるのかわからない。『海から来たサムライ』を読みながら,ときどき『サムライ・ノングラータ』と比較したりして2時まで待ったものの,埒があかないので蓋をしてしまった。

あとは家内と娘のアカウント分を修正すれば,とりあえず何とかなる。で,mouseコンピュータが修理から戻ってきたら,ラップトップ2台にデスクトップ1台を共通サーバで使えるようにセッティングすることにして,それぞれ使わなくては。そうでもしないとノートン1年分って,本当にバカらしい出費だ。あと,メモリーを足さなきゃ。

パソコンを保持している時間の何分の1かは,パソコン自体のトラブルのために使っている気がする。

mouseいまだ不調

バックアップをとるために,ほぼ定時に会社を出る。途中,コンビニで「POPEYE」を購入。矢作俊彦のインタビューを読むためだ。いつの間にか月刊になっていて,内容も何だか面白い。池袋でビールを飲みながらページを捲る。19時前に家に着き,早速,パソコンを立ち上げた。

というよりも,日中,家内が使っていたところフリーズしてしまったそうで,そのままになっていた。

とりあえず,再起動する。が,途中でダウンし,自動的に再起動を何度か繰り返す。こちらの意図でシャットダウンしていないので,何度目かの再起動のときに,一度,電源を落とした。

そこから,セーフモードで立ち上げると,そこそこ安定した。外付けHDにデータを移そうとするが,メディアを認識しているのにデータのコピーにおそろしく時間がかかる。途中で再起動かからないことを祈りながら,ただ,写真データを100ファイル単位で移動するミス。ミスというより,データを1つずつ移動していては,いつ終わるか分からないので,こらえてくれるかどうか賭けのようなものだ。

もちろん賭けは敗けるものだ。しばらくするとフリーズしてしまったけれど,それでも少しはバックアップできた。

さらに,再起動がかかる前に,シャットダウンできるタイミングが現れた。しばらく電源を落とし,再度立ち上げると,ここ数日のなかでもっとも安定した状態で起動した。

メールデータを外付けHDにバックアップし,ドキュメントフォルダを更新日順にグループで開き,新しいデータを移していった。途中,不安だったので,容量の大きいデータはDropboxに置いた。

そこそこ安定しているので,Dropboxから外付けHDに移しはじめたところ,また再起動がかかってしまう。そこからは数時間前と同じ状態が続き,今日の作業を終えた。

家内や娘のアカウントに置いてあるデータは,まだ手を着けていない。消えてしまうと致命的なデータだけでかまわないものの,それでも一通りバックアップをとるのにどれだけ時間がかかるだろう。早く,修理に出したいのだが。

mouse不調

夜に蝉の鳴き声が聞こえた。

仕事を終え,家内と19時半に高田馬場で待ち合わせ。娘は友人と夕飯を済ませてくるという。芳林堂書店で旅行ガイドブックと萩尾望都『ポーの一族』。元もぐら食堂だったところで夕飯。この前来たときに比べるとゆったりと食事できた。ブックオフを覗いて帰る。

少し前からmouseのコンピュータの調子が悪いというので格闘。打ち負かされてしまう。立ち上がるものの,エラーメッセージが出て再起動を繰り返す。エラーメッセージが定まらないのも面倒だ。“SYSTEM THREAD EXCEPTION NOT  HANDLED”であったり,Windows10バージョン1703エラーだったり,その都度,Webで検索した対処方法をとるものの,結果,再起動の繰り返しだ。セーフモードで立ち上げて,不具合をチェックしても途中で同じ状況に至る。バックアップだけでもとっておいたほうがよいだろう,というところまでで寝てしまった。

昨年12月に手に入れて,半年強。まだ無料保証期間中だから,まずはサービスセンターに持ち込むことにする。iMac G4も不安定でだった気がする。記録を遡ると,同じように12月に購入し,8月前には調子が悪くなっている。

何とかバックアップをとれればよいのだけれど。当面の間,Windows7のラップトップを使うことになりそうだ。

『海から来たサムライ』をまだ数十ページ読んだだけでも,まあ30歳代半ばでこういう物語を構成したものだと,溜息まじりに感心してしまった。『斬ばらりん』(原案),『ARAKURE あらくれ』から『海から来たサムライ』(『サムライ・ノングラータ』,司城志朗との共作),『悲劇週間』,『アマ☆カス』,『月下の鉤十字』で幕末・明治から第二次世界大戦が終わるまでの世界を描き,『あ・じゃ・ぱん』を柱に,戦後日本にありえたはずの世界を縦横無尽につくりあげてきた。世界観が強固ゆえ,1985年に見据えていた先と2005年の作品は見事に呼応するのだ。

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