戦争と医療

土曜日の読書会は,テーマがジョセフ・ヘラーの『キャッチ=22』(ハヤカワ文庫)なので,読み進めている。 少し前に数ページ捲って,若いときに読んでおきたかったというのが第一印象だった。辛辣な箇所を暗記しておいて,何かのとき...

知識

読書会の課題図書が野崎まど『know』(ハヤカワ文庫)なので,購入して読み終えた。 手馴れた文体とワイズクラックが散りばめられていて,かなり読みやすい。ただ,物語の骨格にあるウソのつきかたが,矢作俊彦流に言うと「学生がノ...

夜と霧の隅で

「少なくともヨーロッパ人はずっと戦争というものを知っている。国境を,民族を,征服することと征服されることとを知っている。その点日本はどうなるのであろう。万一負けたとしたら,我々はその事態に対処できるのであろうか。」 「一...

絲山秋子

お湯割りをおかわりした。ああ,夜だなあ,と思う。遠くで眠りそびれた犬があくびをし,いくつもの電灯が消え,本が閉じられ,給湯器が低く唸っているだろう。私はこの店に夜を買いに来るのだ。真っ暗で静かで狭い夜一丁。 絲山秋子:勤...

山川方夫

今月の読書会,山川方夫の「夏の葬列」が課題だったので,刊行されたばかりの創元推理文庫で読む。ショートショートなので,この作品自体はすぐに読み終えた。続けてほかの作品にも目を通す。 1965年に事故で亡くなったというのだか...

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