洋泉社

90年代中期に洋泉社がなかったら,相当時間が余っただろうな。と思いますね。
菊地成孔『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』p.240,小学館文庫,2010.

まったくその通りだ。

コストパフォーマンス

このところの「チャイナマンズ・チャンス」を読んでいると,『ロング・グッドバイ』(THE WRONG GOODBYE)のいくつかの場面が入り込んでいる。「眠れる森のスパイ」や「気分はもう戦争」あたりならば理解できなくもないが,『ロンググッドバイ』は角川書店から出た単行本だろうに。あまり気にしないのだろうか,そんなこと。

もとをたどれば「NAVI」の「SO LONG」のとき書いたカットだろうと思うのだけど,それはコストパフォーマンスいいな。

平沢進も,そういえばいちど作った曲の使いまわしには長けているし,まあ,おおむね,そんなものだろう。

P-MODEL

平沢進のUSTを見ながらあれこれ考えていた。

“Another Day”をはじめてライブで聞いたのは,当時,大宮にあったフリークスというライブハウスであったと思う。「ゼブラの日」まで,何回か出かけたライブでも演奏されたはずだけど,その後,しばらく演奏されなくなった。

どこかのライブのMCで,土屋昌巳が司会をしていた12CHの番組に平沢が出ると言ったものの,放送の際は結局,そでに引っ込んで最後にちらりと映っただけということもあった。

“Another Day”はときどき演奏されたこともあったが,いつの間にか途中の台詞はなくなっていた。

この曲は,コード進行だけ決めておいて,せーので一発録音のようにして出来たということを,どこかのインタビューも読んだ記憶がある。

9月11日

映画「9月11日」を観にいった。

宅老所の若い30代の管理者が集まって開催されたイベントでの対談を中心に,施設での取材映像,移動中のインタビューを交えて90分ほどのドキュメンタリーにまとめられたもの。

以前,『こんな夜更けにバナナかよ』を読んだときに似た違和感を感じながら映画館を出た。

一緒に行った,映画の登場人物と同世代の友人に感想を聞いたところ,必ずしもシンパシーを感たわけではないという。
結局,行為自体が意味をもつものを,言葉で語ってしまうことで,その人の物語ばかりが浮き上がってきてしまうのではないだろうか。

近くにあったアジア料理屋で夕飯を食べながら,そんな話をした。

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