抗アレルギー薬の副作用で頭痛が起きているらしい。おまけに悪夢とくる。今日は飲むのをやめておくことにする。
18時くらいで仕事を切り上げる。帰りに,著者が探している本を見つけに中野,吉祥寺を回る予定。新井薬師前駅で降り,文林堂書店に。見つからずに矢口高雄の単行本を購入して早稲田通りに向かう。ブックオフはこのところ,面白そうな本がない。矢作俊彦の『死ぬには手頃な日』と『さまよう薔薇のように』がハードカバーで均一棚に並んでいるのは気になってしかたないものの,どちらも複数冊もっていいて,これ以上,増やしてもしかたないと。古本案内処まで歩き,均一棚から2冊セットを購入。すでに19時をまわっているので,吉祥寺は明日以降にすることに。新井薬師前駅まで戻って帰宅。夕飯をとり,本の抜書きをつくり,著者に送って眠る。土曜日のオンライン会議に誘われ,参加することに。竹内敏晴さんの『愛の侵略』を引っ張り出す。
『人新世の「資本論」』,第8章まで読み進める。日々の暮らしをどうするかを棚上げにできる(さまざまなかたちでの可能性)状況ならばまだしも,日々の延長線上で取り組むにはかなりハードルが高い気がする。ハードルが高いというか,現実的ではないような。
エッセンシャル・ワーカーへの言及のあたりはそれなりに納得するものの,あたりまえを維持するためにコモンがいかに対価を払うかと考えれば,どうなのだろうか,と。生活の維持よりも,よりよさを求めるときに,対価は不可欠に想定せざるを得ない。使用価値だといわれても,その向上に対して,いかに切り込んでいけるか。