サワディー

朝一番で健康診断を受けるため,御茶ノ水まで行く。1時間少しで終え,エクセシオールカフェで朝食をとり,出社。空いた時間は『御社のチャラ男』の続きを読む。20時くらいまで仕事をして帰る。池袋で少し休憩。家内の仕事が遅くなってしまったとのことで,サワディーで待ち合わせて夕飯を済ませた。

再開してしばらくはメニューを絞っていたものの,パッタイも復活して,ほぼ以前のメニューになってきた。ハイボールとチュウハイは月曜日限定とはいえ一杯300円弱だ。先に行って注文を済ませる。家内,その後,娘がやってきた。娘は就職は決まったものの,卒業に必要な単位ギリギリで,なんとかクリアしたとのこと。卒業も決まり,ホッとした。

しばらくゆっくりと食事していたものの,22時からみちくさ市の募集が始まることに気づき,あわてて残りを片づける。10分前に帰宅し,MacBookAirを立ち上げ,メールを準備。どうにか22時に間に合う。こんなときWindows10を選んではならない。

サワディーはおばちゃん時代の10年くらいと,その後の安定期,紆余曲折期を経た10数年,中井で利用し続けている飲食店としては最長ではないかと思う。まあ,ぺいざんとか,他に数軒があるものの。この調子で駅前に店を張り続けてほしい。

2/17

弟と昼に茗荷谷で待ち合わせ。喫茶店で昼食をとる。ロケットニュースをチェックしているようで,宿泊先のあたりの自販機に貼ってあったポスターをiPhoneで撮影していた。午前中はやや残っていた昨日の酒がとりあえず抜けた。明日,健診なので18時過ぎに会社を出て,高田馬場でカレーを食べた。ブックオフに寄って石森章太郎の追悼集他購入。20時過ぎに家に着く。1時間くらい眠る。起きてしばらくすると家内と娘が帰ってきた。風呂に入って1時過ぎに就寝。

平井和正『真幻魔大戦』の第2部後半は,だめーな感じが続いて,見開き10数行を拾い読みしても,物語の面白さが感じられない。絲山秋子『御社のチャラ男』(講談社)に持ち替えたところ,比較するのもおこがましいくらい面白い。『真幻魔大戦』はこの後,ムー帝国に移るらしいけれど(たぶん,発表された別冊掲載時に少しは読んだはず),期待できないなあ。買ってしまったので,ときどき読み進めてみる。

政治やら,新型コロナウイルス関連の記事,情報が流れてくる。文庫版『真幻魔大戦』の解説は,増刊号で募集した感想の佳作だったかを使っていて,ファンが書いた感想なので,批評の体をなしていないのはまだしも,妙な選民臭が漂っている。軋みが非道くて,読んでいて苦痛になるものがほとんどだ。

記事や情報に対し,性善説にのっとってただ祈られたり,大樹に巻き取られたり。タイムラインの何割かがそんな按配になってしまったので,バランスをとるために,とりあえず批判的な情報を散りばめることにした。そんな行為自体,実に不毛なんだけれど。

週末

土曜日は昼過ぎから事務所で仕事。17時半くらいに出て,バスで上野まで行く。パルコやで家内と待ち合わせ。少しだけ見て,久しぶりに多慶屋まで行く。いくつか買い物を済ませて夕飯。新御徒町駅から少し行ったところにあるイタリアンをめざしたものの,予約で一杯だった。戻ってきて中華料理店に入る。家に帰り,Yahoo!ボックスのデータを落とす作業。フォルダで階層をつくってアップしたデータのダウンロードが面倒だけれど,以前に比べるとましになった。6月に機能が改善されるとアナウンスがあるが,期待せずにNASに移し替えてしまおう。

日曜日は昼近くまで眠ってしまう。軽い偏頭痛。14時過ぎに家を出て,一度池袋まで行き,弟に渡すおみやげを購入した。16時に中野駅で弟と待ち合わせ。昨日,ニューヨークから帰ってきたばかりだという。

連絡が何度かあって,待ち合わせは17時半過ぎなる。その前に中野ブロードウェイの古本屋で松本零士『ワダチ』第1巻を100円で。これ第2巻まで続けて読まないと,中途半端なんだけど,あいにく第2巻はなかった。

弟と落ち合い,歩いて新井薬師駅前まで。「樽平」に入る。結局22時くらいまで飲んで食べた。家に帰り,少しして眠る。

弟とのだらだらとくだらない話がたのしかった。樽平のご主人は,前回来たときに聴いた話をネタのように繰り出す。弟はその手の話に慣れたもの。

2/12

午後から広尾で打ち合わせがあるので,11時過ぎに会社を出る。恵比寿で早めの昼食をとる予定だったものの,店が決まらない。結局,12時過ぎに西口の中華料理店に入る。打ち合わせを終え,渋谷経由で戻る。途中,古書サンエーの均一棚を眺める。中公文庫を2冊買う。啓文堂書店で『幻魔大戦Rebirth』11巻を購入。会社に戻り仕事。20時前に出て,中井で降りて少し休憩する。

『幻魔大戦Rebirth』が完結した。原作はよくまとまっているものの,マンガとしては相変わらず非道い出来だ。結局,最後まで買ってしまったのは原作を読みたいからで,それにしても,もう少しマンガを描く技術は上達しないのだろうか。

当初は,『サイボーグ009』の最終章と銘打って連載されたマンガ(とはいえないものの)から,少しは上達したかと思ったけれど,稚拙なコマ割りと人物造形(文字通り,姿)の連続に,これがこの作者の能力なのだろうとあきらめながら読み続けた。

石森章太郎のマンガをトレースしたコマ割りはそれでも形になっているかと思うと,結局,それを消化できていないから,そこだけ違和感として浮き上がる。作者が「あえてこの時期の石森のタッチを選んだ」と,何かのインタビューで読んだ記憶があるが,では1970年から72年あたりのタッチで描けるのかというと,まず無理だろう。タッチを選んで描くだけの技術はないだろうから。

『幻魔大戦Rebirth』は結局,マンガ版『宇宙からのメッセージ』に吸収されてしまったかのような終わりかたになった。『真幻魔大戦』直系の原作を描いても,たぶんこの作者では描ききれなかっただろう。それもまた,しかたないことかもしれない。

『真幻魔大戦』第1部は,それなりによくできた話で,80年代に入ってから,雨後の筍のように伝奇小説を生む元凶の1つにもなったとはいえ(もう1つの元凶は半村良),料理の仕方次第で,Rebirthさせて通用する要素はいくつもあると思う。

2年くらい前,古本屋で買った文庫本を読み返して,それなりに面白かったが,ちょうど時代が移ったあたりの巻が途切れていたので,その先は目を通していなかった。年末,高田馬場のブックオフに,そのあたりの巻が置いてあるのを見つけた。何度行っても動いていないので,買ってしまおうかと思いながら2か月以上経ってしまった。で,昨日,手元にないあたりの巻を一気に買った。

改行のリズムが平井和正は矢作俊彦に似ている。徳間文庫を開いたときの文字のバランスは,特に昔の矢作俊彦っぽい。ただ,文章を刈り上げていないので冗漫すぎる部分が多く,一方その分,さっと読み進めることができる。通勤の20分くらいで50ページは読める按配だ。

第3部は別冊に掲載されたとき,リアルタイムで目にしたものの,一度も読み通したことがない。なんだか優生思想でがんじがらめになった断末魔のような話だった気がする。今回,そのあたりまで読む予定だけれど,どうなることやら。

自転車

家内,娘と夕飯をとっていたときのこと。定期券の間隙にいる娘が新宿へ行くという。回数券を買うべきか,歩いて行くべきかなどと悩んでいるので,自転車で行けばといったところ,2人して大反撃をしてくる。

曰く,自転車を停める場所がない。路上駐輪して撤去されたら高くつく。初手から選択肢に自転車は入っていないようだ。娘は「最近,自転車みかけないし」と。確かにこのところ,駅前に停められた自転車の姿を目にすることがなくなった。かわりに警備員と思しきパートの高齢者が佇んている。

では,自転車は,駐輪場がある場所に向かう以外,使わないというのだろうか。ちょっとした言い合いになってしまったのは,駐輪場以外の場所に自転車を停めることをあきらめた思考が気になったからだ。

はじめて自転車に乗ったときに感じた何がしかの自由を,駐輪場の有無で容易く手放してしまうのはおかしいのではないかと。

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