6/2

遅出2日目。混雑は若干ゆるくなった印象とはいえ,できるだけ他者との距離をとるという掛け声は,どこに行ってしまったのだろう。とりあえず駅のプラットホームではリュックを背負ったり抱えたりしながら距離をとろうと思いはするものの,あまり意味はなさそうだ。

18時過ぎに退社し,池袋東武で夕飯を調達する。この前と同じように入口が絞られている。下落合で降り,駅前の山百合でコーヒー豆を調達しようと思っていたら,すでにシャッターが下りていた。家に戻り,先に夕飯を済ませる。家内,娘と帰ってきて,テレビを観ながらSTORESに数点登録する。

内田百閒や開高健,半村良,三好徹あたりを集めてSTORESにアップする準備ができないまま,雑誌の登録を増やした。とりあえずペヨトル工房のA5判と戸田ツトムの「スフィンクス」をアップする準備を終えた。「夜想」だけ登録して,後は明日にする。

STORESにアップした本・雑誌・CDはまだ260タイトル程度で,1,000タイトルくらいになれば,タグで串刺しにして,在庫で文章を書けるかもしれない。とにかく本の山が少しずつ整理されてきたのが,STORESにサイトをオープンした一番の恩恵だ。STORES内のタグと,せいぜいTwitter程度の案内,というか検索にひっかかってくる設定だけで,どれくらい本や雑誌,CDが動くものか感触を確かめているところ。

一箱古本市で並べる本・雑誌と同じく,私の蔵書が出所なので,似たような匂いになるのはしかたないとして,それでもSTORESのほうが少し整然とした並び。一箱古本市ではどうしても文脈棚に近い並びになってしまう。もう100冊くらい登録すると,また違ってくるのだろうけれど。

ただ,登録しながら,学生時代,部屋にマンガの古本をビニールで梱包して値付けしていたシゲさんに,どんどん近づいている気がするのは困ったものだ。

5/31

日曜日は会社に出る予定だったものの,からだが重い。朝食をとり,家の掃除をしてから眠ってしまう。14時過ぎに起きだし,少しだけ仕事。16時半から歯科受診。30年以上前に被せたものをはずし,治療しなおし。注射全般苦手なのだけれど,歯科麻酔だけは,あまり気にならない。一回目の治療を終え,高田馬場まで。歩くつもりが小雨が落ちてきたので電車で行くことにする。

ブックオフを覘き,3冊購入。18時に家内,娘と待ち合わせているので,ビッグボックスまで行く。喫茶店に入り休憩。OKストアで買い物をして歩いて帰宅。夕飯をとり,テレビを観る。STORESに数冊アップして眠る。

午後,弟と電話で話す。ニューヨークはCOVID-19による死者が100名/日を切った,切らないという状況なので,アジアとはぜんぜん被害状況が異なるのではないかと。一方で,そのことも影響してか,政府の対応はまあ早い,と。いまだマスクをしないトランプ。

予定していた避暑地での新規オープンは秋にずれ込み,ただ,感染者の多いニューヨークから,ほとんど感染被害が出ていない避暑地に出張っていいのだろうかとも。確かに。

7月くらいから店舗の再開予定で,準備をすすめているらしい。それにしても去年までの規模で営業はできないし,客もすぐには戻ってこないだろうから長期戦になるというのは,日本も同じか。

1時間ほどあれこれと話してしまった。

吉祥寺

日常品の買い物のため,高円寺に足を運ぶようになってからしばらく経った。コストパフォーマンスからみると,家族3人分の買い物には高円寺が一番よいと思う。量をあまり食べない家庭にとって,量が多くて安価という店は利用する意味があまりない。単身者向けの商売で成り立つ街が結局,便利なのだ。

たまには吉祥寺に買い物に行こうということで,土曜日の午後から出かけた。下落合の駅前でソフトクリームを調達し,新宿経由で吉祥寺に向かう。山手線,中央線とも,少し混んだ程度の人出だったので,甘くみていた。

吉祥寺改札を抜けると,これは写真の撮影方法云々ではなく,非道い人出だ。アトレもパルコも,東急もいまだ休業中だというのに,皆,いったいどこに行くのだろう。とりあえず,吉祥寺通りを越えて,ユニクロの並びの通りを進む。左手の「ベジフルワールド」で買い物をしようと思っていたのだ。皆がこの店をめざしてるわけでないことくらいは,すぐにわかった。この店,18時くらいに閉まってしまう。アトレを覘き,サンロードのドラッグストアに寄った後に向かっても,だいたい閉まっている。で,古書一日(イベント中で店内に入れないことが少なくない)経由でロンロンからアトレに戻るという経路をとる。今日は開いていたため,野菜と果物を調達する。

16時をまわっている。遅めの昼食は多奈可亭に入る。ここもほぼ満席で,ケーキはすでに売り切れている。サンロードまで戻り,家内と分かれ,古本屋をまわる。古書センターで80円の雑誌,よみた屋で1981年の「ぴあ」を100円で購入。「ぴあ」よりも「シティーロード」に思い入れがあるものの,この時期の「ぴあ」の固有名詞量には圧倒される。写植,校正大変だっただろうな。こちらも休業中のコピス前で家内と落ち合い,買い物。

パンを調達に南口に回るが,だいたい吉祥寺のパン屋は価格が高い。2軒で少しずつ買い,夕飯のお弁当を調達して家に戻る。

一日,家にいた娘とともに夕飯。「野ブタ。をプロデュース」をみるはずが特番で今週は休み。

STORESの登録,一日数冊程度続けている。

5/28

時差通勤になって不便なのはマンションの管理人さんに用事があってもすれ違いになることだ。今期はマンションの仕事が増えるだろうし,なおさらに。1時間ほど遅れて出勤する。エントランスのところで管理人さんと会い,いくつか打ち合わせ。

17時前に退社。auの通信料が次のステップに移ってしまったので,ここ数日,WiFiの有無にかかわらずiPhoneを使いまくっている。通話時間も増えてしまっているのではないか。盥をひっくり返したかのような大雨で,中井の日高屋で休憩。村上春樹の「めくらやなぎと眠る女」を読む。中盤までは,安部公房やもう少し前の世代の小説家の作品と思って読んでもあまり違和感を覚えない。あ,山野浩一とかのSF小説で事件が起きる前の雰囲気にも似ている。文庫版が出たときに買って読んだはずだけれど,物語の内容はまったく記憶にない。途中,『長いお別れ』の引用っぽい箇所があった。

バスの内部はまるでおろしたてのように綺麗だった。金属部分にはくもりひとつなく,シートのけばもきちんとして,新しい機械に特有のくっきりとした匂いがあたりに漂っている。

同書,p.127

ぼくは店をあけたばかりのバーが好きなんだ。店の中の空気がまだきれいで,冷たくて,何もかもぴかぴかに光っていて,バーテンが鏡に向かって,ネクタイがまがっていないか,髪が乱れていないかを確かめている。酒のびんがきれいにならび,グラスが美しく光って,客を待っているバーテンがその晩の最初の一杯をふって,きれいなマットの上におき,折りたたんだ小さなナプキンをそえる。

清水俊二訳,p.30

引用とはいえないな。

家に戻り,少し眠る。起き出してSTORESに本の登録。200~300冊くらいになったものの,レンジが狭いなあ。夕飯をとり,本の登録の続き。0時過ぎに眠る。

5/26

緊急事態宣言解除後の通勤は,3月の初めくらいに戻った印象で,時差出勤をしても,大して混雑具合は変わらない。社内で打ち合わせし,来週からは早出と遅出に分かれることになった。テレワークは様子を見て,できそうなときにとっていく。

18時過ぎまで仕事。中井で降り,日高屋で休憩。眠かったので,直帰する予定が妙な習慣がついてしまった。伊野尾書店で「散歩の達人」「シモーヌVol.2」を買い帰宅。1時間くらい眠る。夕飯をとり,テレビを観て一日が終わる。

村上春樹の『螢・納屋を焼く・その他の短編』(新潮文庫)を引っ張り出してしまったので,少しずつ読んでいる。リアルタイムの出来事が終わってから数行,日常の場面に切り替わってフェイドアウトするのはチャンドラーっぽいなあと思う。矢作俊彦は1つの場面で1作品仕上げてしまうから,この手の手法を使うことはほとんどない。使っても,その数行で何日間も時間を更新することはほとんどしない。この数行を加えると,村上春樹っぽい文章になる気がする。

昌己とメールでやりとり。ABBAの再結成ライブはホログラムで行なわれるそうで,レッドドアーフ号を思い出してしまった。

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