金土

金曜日は夕方から西日暮里で打ち合わせ。20時くらいまで。COVID-19が社会的問題になる前,企画の打ち合わせをしていた方と,思えば1年半ぶりほど,じかにお目にかかっていなかった。もろもろ話しはじめると,以前に出たような話にもなる。雨。

土曜日は,午前中に一件,仕事の打ち合わせ。帰宅後,15時に不動産屋まで行き,事務所物件の鍵を受け取る。一度,事務所まで行き,鍵を確認して戻る。伊野尾書店で「新潮」を購入。東中野まで出て,イツキ コーヒーロースタリーで昼食。高円寺まで出る。家内が古着屋を覘いているあいだ,「新潮」の「ビッグ・スヌーズ」を読む。先月号が休載だったためか,ボリュームがある。二村と涼子(と呼称される人物)のやりとりが気持ちよい。後半,マンガ「ハード・オン」の初めあたりを彷彿とする場面が描かれる。『コルテスの収穫』には,似た場面はなかったはずだけれど,あってもおかしくない。

買い物を続け,daysに。事務用品はここで揃えようと思う。セール品のボールペンを2本購入。北中通り商店街を駅に向かってもどると,クリーニング屋で古本を売っている。中を覘く。店主が買い集めた本を販売しているのだそうだ。個人蔵書なので,本には明らかに傾向がある。正直,苦手なものがすくなくなかった。神吉拓郎のハードカバーを2冊購入。買い物を続け,その後,野方まで。一瞬,雨が降る。ハルミチルは売り切れてしまった様子でお弁当が調達できない。フジヤでお弁当を売り出していたので買って帰ることにする。できあがるまで家内は少し先のお店で買い物。お弁当を買って,帰宅。

「ビッグ・スヌーズ」を読むと,諸々のやっかいなことが消えてしまうような感覚を覚える。もちろん,そんなことはない。ただ,この小説を読み耽るたのしみがあるだけで,世の中捨てたものではないとは思える。そろそろ完結だろうか。

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