元旦からサイトの決済システムに手を入れていた。
立ち上げ当初,WooCommerceを入れたところ,トップ画面まで予定していたものとは違ってしまったので,いくつかページを削除。購入画面は商品到着後,銀行振込仕様にして,年末,何件かの注文に対応した。
しくみは違えども,20年以上,似たような申し込み方法で注文を受けていたものの,そのころは郵便振替用紙を送っていたので,手数料がそれなりに圧縮できた。ところが銀行振込となると,条件によっては送料よりも高い手数料をとられることになる。で,カード決済できないものかと年末の空いた時間に情報をチェックした。いやECカートとか面倒な手段をとらずに可能なかぎり簡便に。
候補として絞られたのは,現状,ほぼこうなるであろうStripeとSquareだ。参考にするサイトによって,たとえば「店舗でも使いたい」とか「ダウンロード販売も行いたい」とか「売れたらすぐに入金してほしい」とかにより,どちらを使うか分かれてくるのだろう。ただ,Stripeを紹介するサイトにはあまりなかったもののSquare推しのサイトにはStripeを導入する際のハードルについて触れられていた。そこをみて一度はSquareでショートコードを使って設定したのだけれど,どうも見栄えがよくない。さらに情報を探すと,現時点では改善(もとから方法はあったのかもしれないが)されている点がみつかった。それを知らずに最初,Squareを使ったところ面倒なことになってしまったのだ。
結局のところ,WoocommerceとStripeの連携はかなり手軽にできる。というか,Stripe上で登録を間違いなくして,2,3つのキーをキチンをコピーしておけば,Woocommerceとの連携はほとんど手間をかけずに終わるのだ。「設定」画面でStripeを有効にして,「管理」画面にStripeのキーを入れるだけだ。その後,確認したところ,購入画面でクレジットカード決済を選ぶことができた。Squareのようにショートコードをページに張り付け,銀行振込用のものと別々に買い物かごが2つ出てしまうこともない。
Webで本を売るシステムを手軽に構築できないか,ずっと探していたのだ。ECカートは面倒くさすぎる。それがWoocommerceとStripeで一気にハードルが下がった。Woocommerceの癖の強さはやっかいではあるけれど,画面上の文字を変えたり消したりしながら,素人感あふれたままとはいえ,数日でまとまった。