土曜日は,予定通り出張校正。10時半頃,著者のひとりから携帯に電話。間違いがあったので,メールでその箇所を連絡するとのこと。これは初めての体験だ。いまや,出張校正先に著者から連絡が入り,メールで修正指示も可能なのだ。何とか昼にはチェック終わる。印刷所にお昼を出していただく。
1990年代の終わりまで,出張校正先での昼飯というのは,よい風習だった。昼になると店屋物が届き,休憩して午後から再び校正のチェック。活版時代は過ぎ,青焼きにダーマットで赤字というか白地を入れていく。しばしばお昼をいただいた印刷所ではある時期までうな重が出た。うなぎは自分にでさえ奢るものだから,こんなときは遠慮せずにいただいた。ところが同僚にうなぎが苦手な奴がいて,そ奴が出張校正チームに入っているときはうな重に代わって中華定食が出た。できれば一緒に出張校正へは出たくなかったけれど,仕事ができる奴だったのでしばしば一緒に足を運んだ。
15時に家内と御徒町で待ち合わせる。それまでの間,まずは歩いて秋葉原のブックオフまで。大槻ケンヂの『サブカルで食う』(角川文庫)があったので購入。他に数点。秋葉原駅構内のフードコートでコーヒーを飲みながら読む。「NEW パンチザウルス」への言及など,同時代感覚が蘇る。
御徒町まで行き,家内と落ち合う。しばらく店を眺め,松坂屋の喫茶店で休憩。丸井まで歩き,家内は再び店を見てまわる。私は休憩スペースで少し本を読み,あとと眠る。上野駅で買い物をして松坂屋に戻って夕飯用にお弁当を購入して帰宅。
日曜日は,久しぶりに一日家で過ごそうと思う。朝食をとり,予約してあった歯科を受診。歩いて高田馬場のブックオフに行き,ゴルゴ13の文庫2冊購入して戻る。1時間ほど眠り,14時過ぎに昼食。結局,家内と池袋まで買い物に出ることにする。北海道展から西武池袋本店を回り,夕飯ようにお弁当を買って帰宅。
少し体調が戻った気がする。