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発送の手配。印刷所と打ち合わせ後,企画書の作成。昼に一件,打ち合わせの連絡を入れ,13時過ぎに事務所を出る。新宿で青年劇場の「眞理の勇氣」。2幕2時間半以上。年齢層の高い客が多く,平日午後の観劇はだいたいこんな感じなのかと思う。重い内容だったものの,意図としては戸坂潤とその時代を留めておくことの意味が強いのだろう。唯研内での論争などについては触れられていなかった。論争も「眞理の勇氣」の意があることを考えると,まだまだ切り口は見出せるのではないだろうか。

事務所に戻り,仕事の続き。20時過ぎに区切りをつけた。

島田一男『満月夫人』を読み進めている。警官を殺すことは辞さない島田一男流ルパンは連作になるキャラクターのように感じた。それにしても博覧強記。旧満州で記者をしていたからだけではない気がする。

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