すでに搬入済の新刊見本から売上カードをコピーして,進行中の書籍の入稿原稿をつくろうと思う。先週届いた見本を引っ張り出すと,どれひとつ売上カードが刺さっていない。まさか,納品すべてに売上カード入れ忘れているのではと想像すると厭な予感しか沸いてこないのはしかたない。
電話で確認しているところに,ちょうど印刷所の社長さんが来社する。折り返し,見本分のみ入れ忘れたとのことで事なきを得る。今度は特色指定のフランス伝統色のチップが印刷所にないので見本を付けてほしいと連絡が入る。前の事務所には置いてあったのだけど,1年前,DIC1~6については確保したものの,まあ使わないんだろうと踏んで置いてきてしまった。あのとき事務所から持ち帰ったもののうち,そろそろ「これ,使わなかったな」というものがいくつも出てきて,いざというときの自分の判断力の乏しさを痛感する。
雑誌は下版したことにして,案内のチラシ,その前にもう1ページ分カラー広告をつくる。夕方から次の単行本の校正戻しと新刊のDM便荷物をつくり発送を終えた。デザイナーと18時半に近くの駅で待ち合わせたので出かける。自分がかなり疲れていることだけはわかった。事務所に戻り,片づけを終えて帰宅する。
一日でぐったりしてしまった。体重は減っていないだろうけれど。