記憶

もともとは記憶をたよりに打ち込んでいた本サイト,たぶんWordpressに移行する前のWindows版日記フリーソフトを使いはじめたあたりから明らかに日記になっていったような気がする。その前のClover Diaryも途中から日記化していたとはいえ,打ち込む環境で内容が左右される面はあるように思う。

スネークマンショーのアルバムでサティの「ジムノペディ」が取り上げられてからしばらく,イーノではない環境音楽の一環としてサティの家具の音楽が流行った時期がある。もちろん1980年代前半だ。1980年代前半というのは年単位どころか月単位で流行が変わったりすることもあったので,それがどのような時期だったかとはうまく説明ができない。

ラインベルト・デ・レーウのピアノをはじめて聴いたのはその頃のことだった。NH-FMで2時間くらいにわたりサティを特集した。「ジムノペディ」は高橋悠治の演奏がかかったと思う。「オジーヴ」がやたらとゆっくりしていて,これがラインベルト・デ・レーウの演奏だった。

次に聴いたのは,メシアンの「世の終わりのための四重奏」で,この曲はいまだにラインベルト・デ・レーウがピアノを弾いたアルバムが一番気にいっている。

この前までチェット・ベーカーをランダムに流しながら仕事をしていたのだけれど,ここ数日はラインベルト・デ・レーウのピアノをかけながら仕事だ。

今朝,事務所にくると,NASが立ち上がらないというか電源が入っていない。ネットで調べたところ,ACアダプタが壊れてしまったらしく,慌ててAmazonで注文をした。今日中に届くのだそうだけれど,徹曰く「クラウドにしたほうがいいんじゃないか」というのも確かにそうだとは思う。

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