怒濤

この1週間でWeb会議2件,出張先で打ち合わせとインタビュー,マンション理事会などを済ませ,昨日は踊ってばかりの国のライブを観に渋谷まで出た。さすがにからだが重い。

このところ京都出張は年に数回あり,だいたいが日帰りもしくは大阪・神戸あたりでの仕事を絡めてスケジュールを立てる。今回は2件とも京都だったので一泊することにした。京都に泊まるのは家族と音博に来て以来だと思う。今回は家内と二人で若干の観光も兼ねて予定を立てた。

昼過ぎに京都に着く。凄まじい人出で,新型コロナ禍前にすっかり戻っている。それを上回るかもしれない。荷物をコインロッカーに置き,少し店を見てから家内とわかれ打ち合わせ場所に行く。1時間ほどで終わったので地下鉄で今出川まで出て,しばらく歩き,待ち合わせ場所のパン屋に入る。遅めの昼食をとっていると家内がやってきた。

バスで烏丸御池まで行き,蛸薬師通から上がったところにあるホテルにチェックインする。きれいなビジネスホテルといった感じで,私が仕事で京都にくるようになった30年近く前はこのクラスのビジネスホテルが京都にはほとんどなかった。ビジネスホテルに求めるニーズから検討すると,畳部屋六畳,夏にもかかわらず冷房なしで扇風機,布団を敷いて眠るだけ,という感じの旅館を選ぶことになった。

夕飯は先斗町の豆腐料理屋に予約を入れている。まだ早かったのでぶらつきながら先斗町の店をめざす。夕飯を終え,阪急電車で一駅戻り,ホテルに帰る。

翌日は9時過ぎにチェックアウトし,大宮まで歩き,フルーツサンドを朝食にする。バスで京都駅まで行き,荷物をコインロッカーに入れてから近鉄電車で東寺まで行く。出張帰りにブックオフに寄るときは歩いていくのだけれど,微妙な距離なので電車に乗ることにした。東寺の骨董市を覘いていると,WBC準決勝勝利にまわりが沸き立つ。ぐるっと見てから駅に戻る。

家内とわかれてホテルのロビーラウンジを確認していると,撮影をお願いした丘野君と会う。10年ぶりに会った彼はまったく変わらず,私だけが年を取ったように思った。ロビーラウンジでセッティングを終え,1時間くらいのインタビューを収録。15時半くらいに終わり,丘野君とわかれて駅に戻る。

家内と待ち合わせ,喫茶店で昼食をとる。お土産屋を覘き,18時過ぎの新幹線で戻る。で,次の日は踊ってばかりの国とアリス・フィービー・ルーのライブを渋谷WWWXに観に行く。

Speech

日曜日は午前中から事務所に行って,午後のスピーチ原稿を修正する。慣れないことなので手間だ。本をカートに乗せて市ヶ谷まで行く。ドトールで30分くらい時間を潰して会場に入る。

本をセッティングし終え,テーブルに着くと知り合いのベテラン編集者と隣り合わせになる。反対側にも同じくベテラン編集者で,にぎやかだ。編集者には言葉数が多いタイプと少ないタイプがいて,この世代にはとにかく言葉数の多い人が主流だ。

15分のスピーチは,予定していた箇所をかなり端折った。終わってから大先輩の編集者3名と飯田橋まで歩き,ビールで乾杯を。19時くらいまであれやこれや話す。

帰宅し,夕飯をとるとドッと疲れが出る。23時過ぎに眠る。

一番若い人で団塊の下世代,あとの二人は団塊の世代で,ことあたりの人と飲むのは昔から苦にならない。出版が今とは違う意味で面白い時代のことを聴きながら突っ込みを入れる。その匙加減というのは感覚的なもので,どんなふうにとは説明できないものの,久しぶりに感覚を思い出した。私が一番若い飲み会というのは久しぶりだったな。

3/9

源泉所得税などの入金準備からスタート。間に注文の発送や雑誌の企画など挟み,とりあえず終える。来週,京都での取材で,久しぶりに以前の職場の同僚にコンタクトをとる。撮影を依頼。夕方に仕事はひと段落して,明日の準備など。家内に連絡して,川向こうのというか川を挟んで向かいにできたミートボール店で夕飯をとる。

週末から慌ただしくなるので,その前に雑駁になっているあたりを片づける。

3/7

DM便が未着との連絡。年明けに送った1便に続き,チャットでの確認依頼がめんどくさい。朝から出張所で住民票をとり,社労士から指示のあった書類一式をまとめて投函する。企画が動いたり頓挫したりして次号の台割を調整する。夕方から永福町まで未着の雑誌を投函に出かける。帰りに吉祥寺で途中下車してバサラブックスで文庫3冊,東中野のブックオフで3冊ほど購入。休憩して帰ろうかと思ったものの結局,事務所まで歩いて戻る。

少し仕事を片づけ,久しぶりにぺいざんに入り夕食をとる。

一週間

イベント明けの月曜日は,午前中に雑誌見本が搬入。発送の準備をして午後から助っ人に発送をお願いする。15時くらい,取次まで見本出しに行く。帰りに古本屋に寄り,お弁当を買って帰宅。

火曜日は採用品の搬入準備やら本や資料の発送やらで半日過ぎる。次号の準備に入る。企画が決まったり,ダメだったり。

水曜日は近くの書店に雑誌を搬入。ウェブ注文の調子が今一つなので,セッティングを調整する。

木曜日は本式に依頼の準備をしながら,単行本のカバーの依頼。見本を送ったり,多重課題ばかり。夜は家内と高田馬場の文流で夕飯。50代もあと1年。

金曜日は午前中,税理士と打ち合わせ。午後から請求書作成の下準備を進める。

土曜日は午前中,マンションの理事会で,そのあと事務所に。請求書作成して,夕方から家内と吉祥寺に出かける。古本屋を廻り,文庫数冊と朝倉喬司の単行本1冊購入。コピスの地下で夕飯をとり帰宅。

マンションの件で,10数年前のことを調べようとすると,ネットで何かやりようがあるのかもしれないが,出てくるのは最近のことばかりだ。ときどき2000年代前半のエントリーがひっかかってはくるけれど,どのような変遷をたどったかを探そうとすると途端,使い勝手が悪くなる。ニューアカ賑やかな頃,義行はニーチェなどを援用して「歴史の終焉」などとはやしたてていたけれど,そんなことをせずにすっかり歴史の時間軸は後ろ向きに掃除されている。

Top