秋分

昼から船橋まで墓参。電車の乗り継ぎは順調で,14時前に駅に着いた。昼食をとり,花を買ってバスで墓地まで。高い空に雲。バスで戻ってきてShapooで買い物。高田馬場まで戻り,そのまま目白まで。駅の近くにできたレストランでテイクアウトを頼んでいたのでピックアップに。

19時少し前に着くと,これから火を入れるところだといわれ,近くの百均で時間をつぶす。この店は貴重で,最初にみちくさ市に出たとき,足りないものをここで調達したのをはじめ,みちくさ市のたびに何度も世話になった。

テイクアウトを頼んだレストランは,20年前,画材店だったところで,当時,この2階にレストランがあった。店内は細長く,ちょうど中間あたりが柱でくびれているつくりだった気がする。気づいたときは閉店していて,その後,1階が中華料理店になったのをはじまりに,なんだか落ち着きの悪い店ばかりが入った。店主に伺うと1階のレストランがオープンしたのは8年前とのことで,目白あたりまで食事に出かけなくなってしばらく経った頃だから,知らなかったのもしょうがない。とはいえ,みちくさ市のたびに通ってはいた。まあ,9時台に移動して,帰ってくるのは16時過ぎだから毎回,レストランは閉まっているのだろう。

家内と手分けして持ち帰り,娘と3人,夕飯をとる。28年目の結婚記念日(の前日)で,この間でいちばん変化に富んだ1年になりそうだ。とても美味しかった。

渋谷

午前中は事務所で仕事。昼過ぎまでかかってしまい,13時過ぎに大江戸線から半蔵門線に乗り換えて渋谷まで行く。弁護士事務所で打ち合わせ。サンエーに寄り,文庫本を一冊購入。Standard Productsで事務所で必要な品などを購入。ヒカリエで家内と待ち合わせて,羽當で休憩。家内がLOFTで買い物をするのに付き合う。帰りにIKEAをチェック。パソコンまわりの小物によさそうなものがあった。仕事があったのでそこで家内とは別れ,来た順で中井に戻る。20時前まで仕事。帰宅して夕飯。

新しいプラットフォームの件で夜,電話で話し合い。スピノザの神を出すまでもなく,必要性がないのならば,新たにつくる必要はない。必要性への確信をたよりにすすめていくことになるのだろう。それは協力いただく方にとっても同じで,ないと困るという状況と,それを可能にするシステムについて,どのようにバランスをとっていくかが課題だ。ここをクリアにすれば,何とかなると思う。

戦後早々の時期に育った方に話を伺うと,「戦後民主主義」の理念にのっとって社会に向き合ってこられた様子を実感することがある。武谷三男は高度経済成長について退化ではないかと疑問を呈したが,退化のなかで切り捨てられた場を「戦後民主主義」の理念にもとづいて維持してこられた方がいる。その根底にあるのはスピノザの神だ。信仰ではなく確信。

確信に基本をおかずに整合性を考えていくと,結局,物事をすすめる判断軸が経済原則しかなくなってしまう。そうではなく,必要性への確信にもとづいて,果たすべき役割を具体化するために必要なことは何かを考える。

9/21

午前中は事務所で仕事。再校の前半を発送。高田馬場に出てひさぶりに芳林堂書店を覘く。島田一男の「恐風」を読み返す。途中まで読みすすめて犯人を思い出した。思い出すくらいには印象が残っていたのだろう。印象に残らない小説を読み返しても,読むたびにその意味では新鮮とはいえ,何も残らない。

茗荷谷まで出て荷物を整理する。夕方に一区切り。池袋で夕飯のおかずを調達する。事務所に戻り,少し仕事を片づける。帰宅後,夕飯後,メールを打つなど,仕事っぽいことが続く。

Zoom

午前中は原稿整理を済ませ,シャワーを浴びる。13時から16時までZoom会議。週末にメールで招待されたので急遽参加。途中の休憩時間に,昨日の夕飯の残りをあたためて食べる。会議を終えてから事務所に向かう。コーヒーを淹れて飲みながら校正をすすめる。再校だというのに赤字を入れたくなるな。

Zoom会議参加者の平均年齢は60歳を超えているはずで,この界隈は生涯現役という人が少なくない。ときどき参加すると諸々刺激を受ける。

台風一過

午前中は歯科の定期受診。台風一過。午後から事務所で仕事。ようやく事務所でコーヒーが淹れられるようになった。野方で200g,400円というコストパフォーマンスのみのブレンドを買って飲んでいるためかやや粉っぽい。

18時過ぎ,夕飯用にお弁当を買うため池袋まで出る。何かを学習したのか味の素でもなめたのか。惣菜店に並ぶ分量を抑え,値引き前にある程度を売る戦略に変わったようだ。値引き目当てでデパートの地下を彷徨う身には選択肢が減ってやっかいではあるものの,まあ,妥当だろう。

で,こうやって書いておかないと,ホント昨日,なにやったか覚えていないなあ。

Top