記憶

記録しておかないと,まったく何をしていたのかわからなくなってくる。

土曜日は校正をすすめようと思っていたところ,午後,印刷所が次の仕事の打ち合わせにやってきた。15時半くらいまで。その後,家内と西武新宿駅まで行き,アイランドタワーの地下で遅めの昼食をとる。書店を覘き,そのあと東口の無印良品へ。古紙になるはずだったと形容を付けて古本を売るようになったのか。高島屋まで行き,夕飯用にお弁当を買って帰る。

日曜日こそ,校正を済ませようと事務所まで行く。15時前に家内がきて昼食の店探し。中井では結局,見つからず,野方まで行く。SAD CAFEに入る。ちょうど混む時間帯だったようでご主人が忙しそうにしていた。昼食後,野方で買い物。私は事務所に戻り,校正の続きと思っていたところ,OCRでテキストデータ化しなければならない原稿が4本見つかる。今もあるのだろうか。「読取革命」というソフトを立ち上げて,一式スキャン。

月曜日は10時半に著者校正を受け取る予定。その前に品川まで別の本の校正を届けに行く。東京駅経由で茗荷谷まで行き校正をもらう。飯田橋経由で高田馬場まで。ブックオフを覘く。この前,『三丁目の夕日』の一桁台が均一にあったので,第1巻だけ買った。第2巻はもっていたが第3巻以降を数冊買おうと思ったら,一式,売れてしまっていた。事務所に戻り,仕事の続き。夕方に電話で打ち合わせ。

先週くらい,続けてStoresに注文があった。レビューをいただき,まあ,まったく小さな場ではあるものの,そこがある意味を少しは見つけられた気がする。

9/24

朝,校正をいただきに出かけ,そのまま事務所で仕事。途中,昼食をとり,16時くらいまで。家に戻り,1時間ほど横になる。夕方,久しぶりに高田馬場のブックオフに行く。文庫を4冊ほど買って帰宅。家内が買ってきたお弁当で夕飯をとり,データを調整したり。

Kindleに音楽データをダウンロードして,Bluetooth経由でスピーカーにつなげる。この数か月,事務所ではそんなふうにして曲を流していた。Mouse MiniはBluetoothを使えるような気がして,今週に入ってからつかってみるとなんとかつながった。曲のデータは外付けHDDに入っているので,そのデータをiTunesもしくはVLCで開く。iTunesは調子が悪いときがあるのでVLCを立ち上げることが多い。10数年前のPodcastが意外に良い感じだ。これならば当時,もう少し保存しておくのだった。

帰りに伊野尾書店で文庫と新書を1冊ずつ購入。

秋分

昼から船橋まで墓参。電車の乗り継ぎは順調で,14時前に駅に着いた。昼食をとり,花を買ってバスで墓地まで。高い空に雲。バスで戻ってきてShapooで買い物。高田馬場まで戻り,そのまま目白まで。駅の近くにできたレストランでテイクアウトを頼んでいたのでピックアップに。

19時少し前に着くと,これから火を入れるところだといわれ,近くの百均で時間をつぶす。この店は貴重で,最初にみちくさ市に出たとき,足りないものをここで調達したのをはじめ,みちくさ市のたびに何度も世話になった。

テイクアウトを頼んだレストランは,20年前,画材店だったところで,当時,この2階にレストランがあった。店内は細長く,ちょうど中間あたりが柱でくびれているつくりだった気がする。気づいたときは閉店していて,その後,1階が中華料理店になったのをはじまりに,なんだか落ち着きの悪い店ばかりが入った。店主に伺うと1階のレストランがオープンしたのは8年前とのことで,目白あたりまで食事に出かけなくなってしばらく経った頃だから,知らなかったのもしょうがない。とはいえ,みちくさ市のたびに通ってはいた。まあ,9時台に移動して,帰ってくるのは16時過ぎだから毎回,レストランは閉まっているのだろう。

家内と手分けして持ち帰り,娘と3人,夕飯をとる。28年目の結婚記念日(の前日)で,この間でいちばん変化に富んだ1年になりそうだ。とても美味しかった。

渋谷

午前中は事務所で仕事。昼過ぎまでかかってしまい,13時過ぎに大江戸線から半蔵門線に乗り換えて渋谷まで行く。弁護士事務所で打ち合わせ。サンエーに寄り,文庫本を一冊購入。Standard Productsで事務所で必要な品などを購入。ヒカリエで家内と待ち合わせて,羽當で休憩。家内がLOFTで買い物をするのに付き合う。帰りにIKEAをチェック。パソコンまわりの小物によさそうなものがあった。仕事があったのでそこで家内とは別れ,来た順で中井に戻る。20時前まで仕事。帰宅して夕飯。

新しいプラットフォームの件で夜,電話で話し合い。スピノザの神を出すまでもなく,必要性がないのならば,新たにつくる必要はない。必要性への確信をたよりにすすめていくことになるのだろう。それは協力いただく方にとっても同じで,ないと困るという状況と,それを可能にするシステムについて,どのようにバランスをとっていくかが課題だ。ここをクリアにすれば,何とかなると思う。

戦後早々の時期に育った方に話を伺うと,「戦後民主主義」の理念にのっとって社会に向き合ってこられた様子を実感することがある。武谷三男は高度経済成長について退化ではないかと疑問を呈したが,退化のなかで切り捨てられた場を「戦後民主主義」の理念にもとづいて維持してこられた方がいる。その根底にあるのはスピノザの神だ。信仰ではなく確信。

確信に基本をおかずに整合性を考えていくと,結局,物事をすすめる判断軸が経済原則しかなくなってしまう。そうではなく,必要性への確信にもとづいて,果たすべき役割を具体化するために必要なことは何かを考える。

9/21

午前中は事務所で仕事。再校の前半を発送。高田馬場に出てひさぶりに芳林堂書店を覘く。島田一男の「恐風」を読み返す。途中まで読みすすめて犯人を思い出した。思い出すくらいには印象が残っていたのだろう。印象に残らない小説を読み返しても,読むたびにその意味では新鮮とはいえ,何も残らない。

茗荷谷まで出て荷物を整理する。夕方に一区切り。池袋で夕飯のおかずを調達する。事務所に戻り,少し仕事を片づける。帰宅後,夕飯後,メールを打つなど,仕事っぽいことが続く。

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