雑誌を下版した。今号も進行が慌ただしく,どのような姿になるか再校くらいまで読めなかった。まとまってみると,こういうことだったのかと腑に落てくるのだから,しょうがない。
徹が自宅とは別に1部屋を借りているという夢をみた。つげのマンガみたいな話だが,その1部屋が学生の頃に彼がいたアパートに輪をかけて非道いつくりだ。階段をあがって部屋に入ると,どうも床が平行とは思われない。そのことを徹に告げると,そんなことはないと,けんもほろろだ。
昌己も一緒に行って,なんだか昔みたいだなあと,ゆるい感じで和んでいる。あたりには学生時代に徹の部屋で見かけた本や小物が積み重なっている。もともと,腰高より長けのある家具を置かないようにしていた徹なので,ものであふれていた記憶はない。自分の部屋と重なってできたイメージなのだと思う。
押し入れを覗くと,どうしたことか,そこが新宿発の電車が通るトンネルになっている。気をつけろよ,と徹は悠長なことをいう。百人町から東中野,もしくは笹塚あたりの日が当たらない奥まったアパートという感じ。帰るには新宿まで出ればよいので,それほどやっかいなことはない。どこかで飲んだ後に立ち寄った流れなので,0時をまわっている。始発まで徹の家かなあ,などと思いながら,ウーロン茶を飲む。
雨が非道くなってきた。傘をもってきてないことが気がかりだった。