『1Q84』book3を読み終えて,パトリック・デウィットの 『シスターズ・ブラザーズ』を読み始めた。
book3は,もっともストレートノヴェルっぽい内容だった。短編にしてまとめたほうが面白いのではないかと思いながらページを捲った。勢いに乗って,108円で売っていた次の長編も購入してしまう。村上春樹のレトリックは好きなのだけれど,どうも登場人物に感情移入して読めないのが決定的な難点。かといってペーパーバックほどあらすじが面白いわけでないし。この小説に100万人以上の読者いることが,いまだ納得いかない。
7月下旬に見学に出かける読書会の課題図書を読み始めなければと思い,鞄に入れて通勤途上で読み進めていると,これが面白い。