少年ジャンプ


ここ1年の間,コンビニコミックを読む頻度が大幅に増えた。実家への行き帰り,結局,うとうとしてしまうことはわかっていても,手持無沙汰に1冊,2冊と新古書店で購入してから電車に乗り込む癖がついてしまったためだろう。

1980年の声を聞く前後からだろうか。「少年ジャンプ」を読まなくなった。結局,読んでいない期間の方が,読んでいた時間を大幅に上回っていた。江口寿史は読んでも鳥山明は読んだことがない,というあたりが境界線になると思う。

一番読んでいた頃は,月刊で「キャプテン」が連載されていた頃のことだ。週刊では「荒野の少年イサム」と「包丁人味平」,怖いもの見たさの「アストロ球団」が毎週,誌面を飾るのだ。当時,土曜日の昼飯を食べに出かけることが多かった近くの中華料理屋のテーブルの下から,新しい「週刊少年ジャンプ」を探し出し読む。月刊誌は床屋で読む。月に1回のその時間がとても楽しみだった。

塾に通うようになると,待ち合わせのパン屋の店先に据えられたマガジンラックから取り出して,友人がくるまでの時間,肉まんやおでんをつまみながら読むのだ。

ここ1年の間,読んだコンビニコミックは当時のマンガばかりだった。「キャプテン」に「プレイボール」,「包丁人味平」も全巻読んでしまった。「荒野の少年イサム」が復刻された。それらのすべてが実に面白かった。あまりに面白かったので,読んでいなかった時期のマンガを捲ってみたものの心が躍らない。

 

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