コンビニ人間


なかなか風邪が治らず,病院に行き薬をもらい飲んでいる。

仕事が山積みなのだけれど,残業しても効率よくすすめられそうにないので,ここ数日は早めにあがってしまう。とはいえ,帰りに古本屋や本屋に寄るから,家に着くのは20時くらい。

今月の読書会の課題本は村田沙耶香『コンビニ人間』。芳林堂書店で「文芸春秋」を買った。ついでに5階の古本屋を覗き,遠藤瓔子『青山「ロブロイ物語」』正続(世界文化社)を見つけたので購入した。地下の居酒屋でビールを飲みながら絲山秋子『ダーティ・ワーク』(集英社文庫)を読み終えた。後半になるにしたがって面白さが増す。

土曜日に買った本は大塚英志『二階の住人とその時代-転形期のサブカルチャー私史』 (星海社新書),小口日出彦『情報参謀』(講談社現代新書)。スワンベーカリーで遠藤瓔子の本を読もうとしたのだけれど,大塚英志の新書を捲っていると止まらなくなってしまう。スマホに家内から連絡があり,バイトを終えた娘が偏頭痛になったため,薬をもって新宿まで行ってほしいとのこと。家に戻って薬をとり,新宿ルミネエスト2階の連絡橋のところで座って待つ。

すぐに娘がやってきたので薬を渡す。一緒に東中野まで行き,駅ビルのカフェで娘を待たせ,ブックオフを覗きに行く。数冊購入したけれど,結局,大塚英志の新書を読み続ける。

夕飯は家内と待ち合わせ高田馬場でとった。日中,ゲリラ豪雨が何度も起こる。娘に薬をもっていくついでにカメラを携え,水たまりに映る景色を何枚か撮影した。

村田沙耶香『コンビニ人間』を読み終えた。なんだか「シン・ゴジラ」の巨災対にいそうなキャラクター造形。この手の物語が受けるのか。読み始めたあたりではディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のエピソードに入れ込めば面白いかなと思ったのだけれど,途中から結局,あらかじめ正解のある世の中,というかしくみのなかでの,ディスコミュニケーションの面白さのようなものを切り取った小説という感想で終わってしまった。他者との対話がないから,物語は動かない。そのかわりに手順を並べる。それは「シン・ゴジラ」にも感じたことだった。

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