この世界の片隅に


みちくさ市の後,仕事の講演会での裏方作業がようやく終わった。

朝はまだ雨。ミネソタからいらした講師を京都にお送りするために渋谷まで向かう。昨日,ミネソタは地震がないと聞いた。大きくはなかったけれど今朝の地震。パニックにならなかったか心配していたものの気づかなかったという。ラッシュアワーの山手線に一緒に乗って品川まで。新幹線改札まで見送りをした。構内のPAULで朝食。1,2年前に通りがかったときには行列だったものの,今日はすぐに入れた。本屋を少し覘き,池袋に。代休をとっているので,何か映画を観ようと東口を出た。結局,「この世界の片隅に」にした。

映画が終わってからブックオフに寄ったけれど何も買わず。遅めの昼食をとり家に戻る。

原作の「この世界の片隅に」は数年前,上巻だけ読んだ。江田島のあたりの生活が描かれているのが印象的で,海軍兵学校で終戦を迎えた著者に送ろうかと思いながら,結局,送らずそのままになってしまった。

高井有一の『この国の空』が読書会の課題でちょうど読んでいるところだったので,映画を観ながら小説,原作のマンガが混ざり合って妙な感じがした。原作がエピソードの積み重ねでできているので,映画も同様のつくりで進む。ウェブで絶賛されているように声優としての能年玲奈の力はすばらしかった。

やがて時が来れば、どうしてこんなことがあるのか、なんのためにこんな苦しみがあるのか、みんなわかるのよ。わからないことは、何ひとつなくなるのよ。でもまだ当分は、こうして生きていかなければ……働かなくちゃ、ただもう働かなくてはねえ!
チェホフ「三人姉妹」

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