古本まつり

朝起きると偏頭痛。薬を飲み,横になる。午前中はほぼ休んでしまい,お昼から仕事。19時であがり,池袋の三省堂書店で始まった古本まつりを覗く。

この前の池袋西口の古本まつりでも感じたのは,同じような規模で古本屋が集まっても,自分との相性がよいときと,そうでもないときがあることだ。今回の古本まつりは,相性がいまひとつだった。買ったのは,1970年に新装版で出たカポーティの『遠い声 遠い部屋』と石川賢の『神州纐纈城』(上・下,講談社漫画文庫)。前者が200円,後者が各300円で,うれしい価格ではあったものの。

小一時間眺めて,他にミランダ・ジュライの本とマインド・コントロール関係の本を買おうか迷ったくらいだった。あとは筑摩書房の「現代漫画」シリーズにダディ・グースの作品が掲載されているはずで,ちょうど棚に並んでいたのでページを捲ったもののそれらしい作品は載っていなかった。新保博久が『世紀末日本推理小説事情』のなかで引用紹介しているネームがあって,その出典が筑摩書房のシリーズだったはず。はず,というか,この前,新しく買った本棚にその本を並べたときに,ページを捲り確認したのだ。うろ覚えなので,違うシリーズかもしれないが。

『世紀末日本推理小説事情』をチェックしなおしてから,会期中にもう一度出かけるかもしれない。と,思ったら別のシリーズだった。さらにマンガでもない。文章を寄せているらしい。結局,ネットで注文してしまった。頽廃だ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top