殺人者の空


二週続けて,前日の酒が残る朝。

遅めの朝食をとり,午後から床屋に行く。ついでに会社に行き,夕方まで仕事。家内,娘と18時に高円寺の改札で待ち合わせた。つばめ返しはせずに,新宿乗り換えた。改札のところでちょうど家内・娘と会う。南口の古着を見るというので,あとで落ち合うことにする。

座・高円寺の古本市はちょうど閉まったところだった。そのまま古書十五時の犬に向かう。前回,入ったときに山野浩一の『殺人者の空』『ザ・クライム』のハードカバーが置いてあったことを思い出した。古書十五時の犬は,とにかく開いているところに遭遇するのがまず難関なのだけれど,幸い数か月ぶりに開店している店に遭遇した。『殺人者の空』はカバーなしは500円だったのでそちらにした。というか,カバーあり/なしを選べる蔵書具合がすばらしい。前回来たときは『花と機械とゲシタルト』を買った。この店で山野浩一の本しか買っていないというわけだ。

南口に移り,家内たちが買い物しているであろう店を覗くと,そこにいた。しばらくかかりそうだったので,pal~ルックに行っていることにした。

アニマル洋子で,新井素子『あなたにここにいて欲しい』(ハルキ文庫)を見つけて購入。ちょうどルックを登ってくる家内,娘と一緒になり,ビーガン料理店で夕飯をとる。北口で明日のパンを買って,東中野へ。ブックオフで半村良の文庫を2冊,結城昌治『死体置場は空の下』(講談社文庫)を買い,歩いて帰ってくる。

以前もっていた『殺人者の空』は1980年代の初めに神保町で手に入れた記憶がある。「メシメリ街道」が収載されているというだけで手が伸びた。改めて読み返すと,山野浩一の短編集のなかで,一番面白いのではないかと思う。

10数年前,ヤフオクで手持ちの本やCDを処分しなければならない時期があり,『花と機械とゲシタルト』は当時,1万円くらいで落札された記憶がある。申し訳ないので,新書館版『X電車で行こう』の初版(たぶん,東武伊勢崎線界隈の古本屋で100円で手に入れたもの)を同梱した送った。

その後,『殺人者の空』と『ザ・クライム』を併せて売ってしまった。

この前も記したとおり,こうやって買った本が,当時持っていた本よりも状態がよいことに何ともいえない気分になる。売っ払ってしまった『殺人者の空』はカバー+ビニールカバー装だったけれど,本文の劣化はあまり変わらない。

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