Millennium

国難突破自動改札を抜け,国難突破整列乗車をして出社。初手から「強行」の二文字が意図的に消された造語だから,まったく突破できる感じがしない。

週末の打ち合わせというか暑気払いに予定している渋谷のブリティッシュ・パブをチェックしておこうかと思った。この前に行った六本木のブリュードッグは週末だったこともあり,かなり雑然としていて,話すのに疲れてしまったのだ。

途中で,那智君に連絡してみて,もし行ったことがあるなら様子を尋ねればよいと思い直し,渋谷を経由することは止めた。高田馬場で休憩し,ブックオフで斎藤貴男の本を買い,反対側のブックファーストでWindows10に関するムックを手に入れ読みながら帰る。と,準急にのってしまい鷺ノ宮まで連れて行かれた。家に戻り,那智君にメールすると,行ったことはないものの一度,行ってみたかったので,明日の会社帰りに様子を覗いてきてくれる,とのこと。ありがたい。

このところ斎藤貴男の本を何冊が続けて読んだ。2000年前後にまとめられた本が多く,初出は1996,7年から2004年くらいまで。当時としてはさまざまな警鐘が鳴らされているものの,まだマシだったのだが実感で,まあその後,どれだけ非道い世の中になったのだろうか,と。

2000年前後とは私にとっては,子どもが生まれ,引っ越しをした時期に始まる。その後,小学校に上がるあたりまで,生活の中心は間違いなく子どもであって,覚えているのは子どもに関係することばかりだ。他にいったい,何をしていたのか,どんなものに興味をもったのか,すっかり記憶から抜けている。

Webに記録を上げ始めたのが2003年だから,その後はなんとか手がかりがあるものの,「今日のことは書かない」なんてばかなことをしていたので,せっかく手がかりになるはずが,役に立たないポストだらけだ。

大学時代からはじまる7,8年についてはさまざまな記憶が残っている。ほとんど記憶にないのは高校時代だ。あの三年間の漠然とした感じは自分のことであるにもかかわらず,他人事のような手ごたえだ。

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