台風


金曜日は午前中,渋谷に直行で打ち合わせ。一度会社に戻り,永福町に校正をもって伺う。台風が近づいているため,夕方から風に流されるくらい細かな霧雨が落ちてきた。高田馬場で家内と待ち合わせて夕飯をとる。雨が強くなった。

土曜日は仕事をするはずが,調子も天気も悪いので家にいて部屋を片づけた。夜は新宿で待ち合わせて,紀伊國屋書店の地下のカレー屋で食べる。寒いと思っていたらシャツ一枚で十分なほどの暖かさ。

日曜日は午前中から会社で仕事。台風が本式に近づき非道い天候の衆議院選挙日。投票を終え,高田馬場でモーニング。池袋西口公園の古本まつりに寄ろうと思っていたら,昨日今日と中止だという。この天気ではしかたない。15時くらいに終えて,池袋で遅めの昼食。夕飯を買って帰ることにしていたため,時間潰しに東口のブックオフへ。ここ数回,寄っても買う本が見当たらなかったのだけれど,石ノ森章太郎『遊びをせんとや生れけむ』,玉村豊男『パリの旅雑学ノート』『ロンドンの旅雑学ノート』,斎藤貴男『ルポ改憲潮流』,三枝博音編『三浦梅園集』を計900円と少しで。近くのドトールで休憩。『闇の中の系図』を読み終えた。夕飯を買って家に帰る。

選挙結果に驚きはないものの,大塚英志が語った「選民思想」(以前,そのことについては書いた)を思い出した。

『闇の中の系図』の一節。

与党は野党に言うだろう。たしかに企業から大金をもらっているが、お前たちだって労働者から資金を集めているじゃないかと。昔ならこれは闇の中でいう台詞だった。労働者っていうのは、つまり名もない庶民だ。国民だ。そういう人々のために働くのが政治家だという建前があった。だから、お前たちだって労働者から金を集めているじゃないかという言い草はないはずなのだ。自分たちも一人一人から集めた金で動けばいい。そうだろう。ところがそれはしない。企業から集めたほうが楽だし効率がいい。手っとり早く金を摑めるほうが勝つわけだし、だからこそずっと与党でいられたわけさ。いつも負けるほうは一人一人から会費をとっている。いつも勝つほうは一人一人に金をやっている。勝つのがあたり前だ。でもこれではいけない。

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